映画「アザーズ(2002年公開)」を観た。
【解説】アメナーバル監督がトム・クルーズからオファーがあった自作「オープン・ユア・アイズ」のリメイクを断って撮ったのが本作(ちなみにリメイクはキャメロン・クロウが監督して「バニラ・スカイ」になった)。撮影はビクトル・エリセ監督の「マルメロの陽光」のハビエル・アギーレサロベ。美術は「エイリアン」以来「グラディエーター」までリドリー・スコット監督との仕事が多いベンジャミン・フェルナンデスが担当。
カーテンを閉めるので終始薄暗い中でのシーンが展開される。ヒステリックで神経質な母親役をキッドマン好演。彼女の出演作品はこれまで「スキャンダル」「ザ・インタープリター」「誘う女」と観たが、本作品の彼女が一番綺麗だった。しかし残念ながら子供たちがやたら可愛くない。
公開当時に観たなら衝撃があったんだろうけど、この手の結末にはすっかり慣れてしまったので、まあまあありがちな作品になり、観終えて「あざっす」とは言えなかった・・・