今年の夏にたまたま見たテレビで斎藤真一なる洋画家を知った。彼の代表作である盲目の女性芸能者「瞽(ごぜ)」シリーズにとても惹かれた。
さらに彼の題材は瞽女から明治期の遊郭へと広がり、「明治吉原細見記」「絵草子吉原炎上」を上梓し、この二作が映画「吉原炎上」の原作となったとのこと。彼が描く瞽女や遊女に共通しているもの悲しい表情と以前から吉原には興味があったので、実際に見てみたいな~と美術館の展示を調べてみると、11月から3月まで「吉原炎上展」が開催されていることを知り、開催月になってから予約した。ちなみに瞽女ミュージアム高田なる資料館があり、場所はこれまた興味があった日本最古の映画館である高田世界館のすぐ近くだった。先日の延暦寺と宝ヶ池同様これも何かのご縁なのだろうか?
今回の美術館は山形県なので今夜から2006年以来17年ぶりに山形へ向かう。前回の青森に続くみちのくひとり旅・美術館巡り第二弾なんてちょっと洒落てるぜ。
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