東京下町・新小岩駅の不動産屋二代目のつぶやき

東京の下町・葛飾区新小岩で今年創業49年を迎えました不動産屋の二代目が気ままに書き綴った独り言ブログです。ブツブツ・・・

映画:「ケイコ 目を澄ませて」

2023年05月28日 09時42分31秒 | 映画の話

映画「ケイコ 目を澄ませて(2022年公開)」を観た。

【解説】「きみの鳥はうたえる」の三宅唱監督が「愛がなんだ」の岸井ゆきのを主演に迎え、耳が聞こえないボクサーの実話をもとに描いた人間ドラマ。元プロボクサー・小笠原恵子の自伝「負けないで!」を原案に、様々な感情の間で揺れ動きながらもひたむきに生きる主人公と、彼女に寄り添う人々の姿を丁寧に描き出す。生まれつきの聴覚障害で両耳とも聞こえないケイコは、再開発が進む下町の小さなボクシングジムで鍛錬を重ね、プロボクサーとしてリングに立ち続ける。嘘がつけず愛想笑いも苦手な彼女には悩みが尽きず、言葉にできない思いが心の中に溜まっていく。ジムの会長宛てに休会を願う手紙を綴るも、出すことができない。そんなある日、ケイコはジムが閉鎖されることを知る。主人公ケイコを見守るジムの会長を三浦友和が演じる。

三浦友和観たさに視聴開始。映画「百円の恋」同様の女子ボクシング作品。終始静かに流れていく中、リズミカルなミット打ち音がとても心地良く、ステップがまるでダンスのようだった。取材でボクシングの素質を尋ねられた三浦友和演ずる会長が「才能はないものの、人間としての器量(素直で率直)がある」と褒めるシーンに会長の柔らかな温かみを感じ、会長が周りの人たちに慕われる所以を垣間見る。「サボると癖になる」の台詞にやたら共感を覚えた。ちなみに仙道敦子は会長の娘ではなく妻なのである。

そしてケイコはこれからもきっと・・・

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