上野での大吉原展見学後に徒歩で吉原にある遊郭専門書店カストリ書房併設ギャラリーで開催された色街写真家・紅子さんの個展「現代を生きる吉原展」を見に行った。
吉原はもちろんのこと遊郭(元八重垣遊郭・品川宿の遊郭)・赤線・花街・置屋などの独特の世界観や歴史そして醸し出す雰囲気にやたら惹かれてしまう私は小雨の中どこかウキウキワクワクしながら30分ほどで2021年以来の吉原に到着。ギャラリーには写真家さん本人もいらして作品を見ながら色々とお話をさせて頂いた。彼女の世界観にはとても共感することがあり、とても楽しい時間だった。今回彼女の作品はとにかく力強く、引き寄せられる。
中でもこちらの吉原赤線遺構である旧屋号プリンセスにはしばらく見入ってしまった。見学後にギャラリーで購入した撮影マップ片手に呼び込みさんに声を掛けられながら吉原を散策。撮影した画像は当然ながら彼女には遠く及ばなかったが、いつか散策ツアーには参加してみたいと思う。大吉原展から吉原へ行くなんて洒落てるじゃんと思いながらそのまま浅草まで歩いた。