東京下町・新小岩駅の不動産屋二代目のつぶやき

東京の下町・葛飾区新小岩で今年創業49年を迎えました不動産屋の二代目が気ままに書き綴った独り言ブログです。ブツブツ・・・

映画:「はるヲうるひと」

2022年08月20日 09時00分00秒 | 映画の話

【本日8/20(土)まで夏季休業とさせて頂きます】

映画「はるヲうるひと(2021年公開)」を観た。

【解説】俳優・佐藤二朗が主宰する演劇ユニット「ちからわざ」で2009年に初演となった同名舞台を佐藤の監督・脚本・出演、山田孝之主演で映画化。その島には至るところに置屋が点在し、本土から日に2度来る連絡船が島への客の往来の足となっている。島に暮らす人びとはこの閉塞された島で一生を過ごし、女たちは客からの話を聞いて「外」への思いをはせ、男は女たちの多くが抱く夢を一笑に付して島に留まらせる。ある置屋の3兄妹。店を仕切る長男の哲雄は凶悪な性格で恐れられ、こびへつらう次男の得太を子分のように従えている。長女のいぶきは、長年患っている持病で床に伏している。この置屋で働く4人の個性的な遊女たちは、女を売る家で唯一女を売らず、誰よりも美しいいぶきに嫉妬していた。山田、佐藤のほか、仲里依紗、向井理、坂井真紀らが顔をそろえる。

いつもながら絶対的安定感の山田孝之を始め仲里依紗の好演、怖い佐藤二郎が印象的で、ミャンマー人と女郎の掛け合いがいい。特に女郎メンバーにやたらリアリティがあり、そこに島特有の閉鎖感が絡み合う。せつない作品ではあるものの、目を閉じてのキッスも含めて好きな作品であった。

改めて山田孝之の素晴らしさを再認識出来た作品たちであった。本日で山田孝之まつりは終了となります。ご覧頂き、有難うございました。

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