映画「オールド(2021年公開)」を観た。
【解説】「シックス・センス」「スプリット」のM・ナイト・シャマラン監督が、異常なスピードで時間が流れ、急速に年老いていくという不可解な現象に見舞われた一家の恐怖とサバイバルを描いたスリラー。人里離れた美しいビーチに、バカンスを過ごすためやってきた複数の家族。それぞれが楽しいひと時を過ごしていたが、そのうちのひとりの母親が、姿が見えなくなった息子を探しはじめた。ビーチにいるほかの家族にも、息子の行方を尋ねる母親。そんな彼女の前に、「僕はここにいるよ」と息子が姿を現す。しかし、6歳の少年だった息子は、少し目を離したすきに青年へと急成長していた。やがて彼らは、それぞれが急速に年老いていくことに気づく。ビーチにいた人々はすぐにその場を離れようとするが、なぜか意識を失ってしまうなど脱出することができず……。主人公一家の父親役をガエル・ガルシア・ベルナルが演じ、「ファントム・スレッド」のビッキー・クリーブス、「ジョジョ・ラビット」のトーマシン・マッケンジー、「ジュマンジ」シリーズのアレックス・ウルフらが共演する。
シックスセンス(1999年)のシャマラン監督に期待して観た「アンブレイカブル(2001年)」「アフター・アース(2015年)」が期待外れだったのだが、設定に惹かれて視聴開始。辻褄が合わないことが多々ありのツッコミ所満載の作品で、ラストもまあまあありがちな展開なので驚きは少ない。異常なスピードで「成長」が進むと当然のことながら大人は残された時間が少ないんだな~と痛感させられるが、人生はそんなものなのかも知れない。
どちらにせよ訪れたくはないビーチではあることには間違いはない。