間もなく終了する「午前10時の映画祭」で映画「大脱走(1963年公開・原題The Great Escape)」を観に行った。
【解説】史実を基にしたポール・ブリックヒルの同名小説を、スティーブ・マックィーン、チャールズ・ブロンソン、ジェームズ・コバーンらオールスターキャストで映画化した戦争ドラマ。第2次大戦末期、ドイツにある絶対に脱走不可能といわれた捕虜収容所で、連合軍兵士250人の大量脱走計画が持ち上がる。連合軍兵士とナチス軍のせめぎ合いや集団脱走の顛末が壮大なスケールで描かれる。監督は「荒野の七人」の巨匠ジョン・スタージェス。共演にリチャード・アッテンボロー、ジェームズ・ガーナー。
もうこれまで数え切れないほど観たし、DVDも持っているし、2010年にも同映画祭でも観に行ったし、本ブログでも何度も登場しているのだが、放映されるとつい録画してしまうほど大好きな作品である。今回上映期間が祝日と定休日が重なっていたので大きなスクリーンで一度観せたいと息子を誘って鑑賞。
二日前に座席予約(上画像左上赤枠)をしたのだが、その後席は次々と埋まり、当日の館内はほぼ満席の状態だった。
改めて実に面白い話である。情報屋・偽装屋・測量屋・仕立屋・調達屋などの各分野のプロフェッショナルが無理難題の要求に対して、断ることもなく淡々と任務を遂行していく実に粋な職人気質が素敵だ。また捕虜収容所の所長の人柄の良さに今回気が付いた。165分の上映時間だったので途中でインターミッション(休憩)があった。その休憩のタイミングはかなり昔に地上波で前後編と二晩に分かれて放映された際と同じアイブス(通称モグラ)が射殺されたシーンだった。「トム」「ディック」「ハリー」と名付けた三本のトンネルを掘る用意周到さはその後の私の○■※△を始め様々な面で役立っている。ちなみに「ディック」は劇中では登場しない。
前回同様ヒルツのフィギュアが欲しくなり探してみると2017年発売に発売されていた(定価3.0万弱)がすでに在庫切れだった。ちなみにオークションでは最高値で約30万だった・・・