先日最後のテレビ出演をした大御所歌手を久しぶりに観た。
そしてかなり衝撃を受けた。大病をしたとは言え、生気のない面構えに愕然とした。最近よくテレビ出演している元プロ野球選手の大御所も同様であるが、それは有名人・著名人だけではなく、私の周りでもたまに見掛ける。もちろん本人には直接告げられないものの、どこかまじまじと見つめながら、自分はどうなのか?と不安にもなる。
体形や体力は日々少しずつ変化していくので、本人はなかなか自覚がない。顔の筋肉が落ちてしまったような表情は、もしかして会話をしていないのかも知れない。あまり笑っていないのかも知れない。でも最近よく見かける「不自然な顔」よりは抗うことのない年相応な自然な表情でもある。
自分としては表情豊かな晩年を迎えたいものだとつくづく思った。