映画:「ノーウェア 漂流(2023年配信)」を観た。
【解説】サバイバルをかけた孤独な闘いを描くスペイン映画「ノーウェア: 漂流」(原題Nowhere)。「パーフェクト・ストーリー」「アドゥ」「パキータ・サラス~未来のスターを探せ!」など、これまでNetflix作品で主役級の活躍を魅せてきたアンナ・カスティーリョが主演を務め、突如として大海原に投げ出された妊婦のミアを演じる。メガホンを取るのは「スカイ・ロッホ -赤い空の向こうに-」や「ペーハー・ハウスS5」のエピソード監督を務めた実績もある、スペイン出身のアルベルト・ピントが担当。原作はインディアナ・リスタが書いた物語(フィクション)に基づき、脚本家のアーネスト・リエラ、ミゲル・ルス、シアニー・ウィンスロー、テレサ・デ・ロセンド と一緒に共同執筆している。夫と共に海上コンテナに身を隠し、全体主義国家を逃れる妊婦のミア。しかし途中で夫と引き離されてしまい、激しい嵐でコンテナごと海に投げ出されてしまう。広い海の真ん中で孤独に漂うミアは、娘を守り、夫と再会すべく困難に立ち向かっていくが…。
赤ちゃんが実にいい表情をしてくれる。コンテナの弾丸跡が明り取りになるかと思いきや、これがじわじわと苦しめられる。非常事態においてあれこれと代用するのが好きなのだが、中でもタッパーは非常に便利である。天井を開いた後に大波や豪雨に見舞われなかったのはラッキーだったと言うしかない。
自分ならやはりご主人のように気弱になるだろうが、母は女性は強しである。さらに本作品の場合は一人でない強さもある。