2023年8月上旬のオオモンシロチョウ。
2023-8-3 ( 木) 腫れたり曇ったり 32℃
北海道も30℃以上の猛暑日が、もう2週間連続で植物たちもやや水枯れ状態。
毎年、この時期になると庭の各種シャジン類が咲き始めるが花期が短い。
桔梗も意外と花期が短く仏花には向かない。
これは桔梗の白花。
花芽が膨らむたびに花が開かないまま落下続けていたハイビスカスがやっと咲いた。
この時期、裏の家庭菜園のアブラナ科植物にはオオモンシロチョウの幼虫が見られるので時々見て回ってきたが、今日、初めて確認しました。
コマツナの古株に3令幼虫が合計10匹ほど。
今まで気づかなかったが、今日は食痕も糞も幼虫もはっきり目立つ。
今ならはっきり目立つ幼虫たちだが、これまで卵塊も、1令の時も、2令の時も全く気づかなかった。
例年、5月中旬までに越冬蛹から1化の蝶が羽化して交尾産卵、2化の蝶は7月中旬に羽化して交尾産卵、今日発見した幼虫たちは恐らく3化として羽化する個体群と思う。
今年は1化の蝶も2化の蝶も我が家の庭を颯爽と飛ぶのを見ている。オオモンシロチョウかどうかは飛び方の力強さでよくわかるのです。
羽化を繰り返すたびに幼虫数は増えて最後の5化の頃は、毎年おびただしい数の幼虫数になります。
しかし、寄生率も一気に上昇し、多数の幼虫が見られても蛹になれるのはほんの数%に過ぎません。
今日、発見した幼虫たちの寄生率も相当なものだろうと思います。
従って効率よく多数の成虫標本を得るためには人工交配、人工産卵しかないのですが、私の場合どうもうまくゆきません。
真剣度が低いせいかと思っています。
これはエゾスジグロチョウの終齢幼虫。この幼虫もコマツナの葉が大好き。
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