毎年、エゾムラサキツツジが咲く頃、1匹のセイヨウオオマルハナバチがやってくる。
毎年、わが家の庭のエゾムラサキツツジが満開になる頃、どこからか1匹のセイヨウオオマルハナバチがやってきます。
その後、ずいぶん長いこと唯1匹で ブンブン庭を飛び回り、気がついたら少しづつ数が増え始めトマトの花が満開になる頃には10数匹になり、せっせと蜜や花粉を集めています。
個体数は増え続け、秋には相当な数になりますが初冬の頃までにはそれらの全部が姿を消します。
そして長い冬が終り、エゾムラサキツツジが咲く頃、どこからともなく、1匹のセイヨウオオマルハナバチ(女王蜂)が我が家の庭に現れるのです。
外来種セイヨウオオマルハナバチは、在来種との交雑で繁殖力のないF1が出現する。在来種のマルハナバチ女王を刺し殺して巣を乗っ取る可能性がある。本種に寄生するマルハナバチポリプダニが在来のマルハナバチに感染する。繁殖力が旺盛で在来のマルハナバチ類を駆逐する。
植物によっては盗蜜が行われて種子生産を阻害する。
北海道では温室栽培野菜(トマトなど)の効率的な受粉を目的として輸入されたものが温室から逃げ出し自然界で営巣して広く定着している。
といった負の側面が大きく問題視されています。
駆除も試みられてきたが、世界的に一旦定着した本種の駆除に成功した例はないという。
在来の自然に対する影響が大きいとして米国では輸入・使用が禁止されているという。
ただ、我が家の庭のトマト受粉のほとんどはセイヨウオオマルハナバチに依存しているかに見えます。
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