セイヨウオオマルハナバチの盗蜜と満開の秋の花たち。
20XX-9-23 (日) 曇り 22度C
この日、我が家の家庭菜園から トマト サヤインゲンを大量に収穫。サヤインゲンは、かなりの豊作で我が家だけでは食べきれない感じ。一方、猛暑・長雨といった夏の天候異常のせいか ナス、キュウリは全くダメな年でした。
珍味、食用ほおずきの出来はまあまあ。
この時期、我が家のお花畑では種々の秋の花々が満開です。
私が大好きな稀少シャジン代表のホウオウシャジンも沢山の花をつけてくれました。
道東の湿地でみつけた野生のリンドウも例年、花をつけます。
毎年、秋に我が家の庭で満開となる シュウメイギク と カクトラ の群落は圧巻で私のお気に入りです。これはシュウメイギクです。
庭中に夏から秋にかけて個体数が増えた沢山のセイヨウオオマルハナバチがぶんぶんワンワンと飛び回っています。
花の種類は多いのですがこの時期、このハチがくるのは、カクトラ あるのみ。
しかし、カクトラは花の形態上、セイヨウオオマルハナバチの短い舌(チョウなどのストローに相当か ) では花の奧にある蜜を舐め採るのは困難です。
そのため、花にとっては禁じ手といってもよい盗蜜をやっているように見えます。
すなわち、正規の方法で蜜を採るのは難しいので花の付け根に穴を開けたり、ぶっすりと舌を刺して吸蜜しているのです。
この吸蜜法では花粉の媒介は行われず、受粉や種子形成にはまったく寄与しないのでカクトラにとってははなはだ迷惑な行動と言ってよいかも知れません。その証拠に足の花粉袋は空っぽです。
この盗蜜行動は、あたかも悪役外来種とされるセイヨウオオマルハナバチに特有の行動かのように語られているようですが、ほかの在来マルハナバチ類は行わないのでしょうか?。
ところで、我が家のサヤインゲンはおそらくセイヨウオオマルハナバチの盗蜜を受けているとはおもいますが豊作であったことから、一見セイヨウオオマルハナバチしか飛んでいないかに見える我が家の家庭菜園には、ミツバチや小型の各種ハナバチなども飛来しているのだとおもいます。
夕食は旬のカラフトマス厚切りの塩焼き。
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