「NHKふるさと一番」の番組で、今週はふるさと福井県がLIVE放映され注目して見ていた。
敦賀市、池田村に続いての東尋坊には、先週出かけてきたばかりであり、非常に懐かしさを感じた。
番組では、断崖絶壁の数々の景勝や奇岩を叩いて音の変化を聞きながら楽しむ方法、急坂の除草風景など、非常に懐かしく 興味深いものがあった。
千畳敷やローソク岩、屏風岩、三段岩、ライオン岩、軍艦島なども紹介されたが、50年近く前と風景は殆ど変わっていない。
先日も東尋坊の北の端の雄島へ出かけたが、あの朱色の橋や雄島の神秘的な景観は変化がないようである。
日本の海岸景勝地として天然記念物に指定されており、先だっての読売新聞の「平成百景」にも選定されている。
春から夏には、穏やかな景色が楽しめるが、冬の日本海の荒波は凄いものがあり、長年に亘り荒波に侵食された美しい荘厳な岩肌と断崖絶壁は、なんとも凄さを感ずる。
特に、学生時代にあの屏風岩やローソク岩でロッククライムのトレーニングをやったことがあり、足を滑らして深い海に落ちた事など、強い思い出が甦った。
また、『東尋坊』の名前の由来も、当時からよく聞かされていたもので、平泉寺の東尋坊という強持ての悪僧が、絶壁から突き落とされたのだというのも、覚えている。
東尋坊は、また、自殺の名所としても昔から有名であったが、最近の世相から増えているようだ?
最近は、ふるさと福井の話題が多く、自分には 「ふるさとは近くにありて思う」ようになってきている。
ご当地ソングの女王 水森かおりの『東尋坊』の歌詞にある「押しよせる波は、恋に破れた涙を流してくれる 日本海・・・」の悲恋のイメージが忘れられない・・・・・