猛暑日が続いていたが、東京の夏の風物詩である浅草寺の「四万六千日(ほおずき市)」に出かけてきました。
観音様の縁日である7月10日の功徳日に参拝すると四万六千日のご利益があるとされて 古くから浅草寺の「四万六千日(ほおずき市)」には、多くの参拝客が訪れて大賑わいでした。
メトロの雷門出口から雷門へと向かうと、この日も雷門周辺は大勢の参拝客が取り囲み記念撮影が行われていたが、半数以上が外国人ツアー客のようで、雷門の天龍像も驚いているようでした。
仲見世通りもほおずき市の提灯や風鈴が美しい音色を奏でていたが、照り付ける夏の陽射しが強く外国人には大変過酷だったのではないでしょうか? 悲鳴が聞こえていたようです・・・
本堂前には四万六千日の特別祈祷受付が出来ており、長い列が出来ていましたね。
境内には、縁日に併せて鉢植えのほおずきや朱色のほおずき枝を売る露店が軒を並べています。
店主の威勢の良い掛け声が響きわたり、江戸の情緒が溢れているような雰囲気です。
鮮やかな朱色のほおずきの実が鈴なりに吊り下がっていますが、お店の方に聞くとすべてはこの日に合わせて生産してきたそうで、その実の大きさや色合いが見事に揃っているのには感心しますね。
約200店もあろうかと思われる露店エリアを回ってみましたが、その向こうにはスカイツリーの姿が見えてほおずき市を覗きこんでいるようです・・・・
ほおずき鉢に埋めるこんな銘板も素敵ですね・・・
見事なほおずきですが、買い求められた方に伺うと、ご先祖様にお供えするそうですね・・
参拝前に手水舎でお浄めすると、龍神像が見つめており、その天井には、墨絵の龍も見つめていました。
本堂(観音堂)内は、参拝客で埋めつくされており祭壇に近づけないほどの賑わいとなっていました。
猛暑の中でほおずき鉢に吊るされている風鈴の音が暑さを消してくれるほど涼味を振り撒いてくれています。
境内を一回りしてから、浅草寺周辺の花やしきから六区ブロードウエー、伝法院をぶらりと散策してみました。
【続く】