MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

浮世絵展~空から見る相模と鳥瞰図

2018年07月13日 | 絵画
藤沢浮世絵館で開催中の浮世絵展「空から見る相模と日本鳥瞰図の系譜」を観てきました。


今回は、「東海道五十三次」と「藤沢宿」、「江の島」、「企画展示」の4コーナーで鳥瞰図など64点の名作が展示されていました。

「東海道五十三次コーナー」
では、「東海名所・改正道中記」と名付けられたテーマで、日本橋から京都までの橋や渡し場を描いた三代歌川広重の名作21点が展示されています。


「日本橋 伝信局」の画です。


「平塚 馬入川の渡し」


「蒲原 不二河の渡し」


「伊勢・関 参宮橋の追分」で、当時の鳥居や常夜灯、三人馬が描かれています


「西京 三条大橋」


「藤沢宿コーナー」では、「歌川貞秀の鳥瞰図」が7点が展示されています。

東海道名所の内「由比ヶ浜」で由比ヶ浜・鶴岡八幡宮・江の島・富士山が描かれています


「三国第一山之図」では、富士山の五合目から頂上までを俯瞰的に、ゴツゴツした岩肌の富士山が描かれています。


「江の島コーナー」では、「金沢・鎌倉・江ノ島観光コース」の遠景や地図が10点展示されています。




「相模国鎌倉名所と江之島全景」の図会で鶴岡八幡宮を中央に鎌倉全図が描かれています。


「企画展示コーナー」では、「空から見る相模と日本の鳥瞰図の系譜」として、吉田初三郎画家の相模や日本の鳥瞰図が25点展示されています。
 25点の中で最大の画で、小田急沿線の名所が小田原から多摩川までの神奈川県全域の名所や駅名が描かれています。



最後に藤沢宿の遊行寺橋の図会で江の島詣での客の賑わいが描かれています。


多くの名画を観ながら現在の水彩画や油彩画とは異なり、特有の構図や色合いの素晴らしさと絵師が愛した藤沢の魅力を感じていました。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする