源氏山ハイキングコースの源氏山公園で一休みして、後半の大仏ハイキングコースを進み、大仏切通しを経て鎌倉大仏様(高徳院)へハイキングしていました。
源氏山から先に、鎌倉の金運スポットと言われる「鎌倉銭洗弁天」に立ち寄ってみました。
急な坂道の先の岸壁に取り囲まれたトンネルの参道を進みます。
弁財天が祀られている奥宮ですが、この日は猛暑のためか参拝者の姿は見られませんでしたが、清らかな銭洗水が流れおちています
本宮の奥の階段の先にも「上之水神社」があり、社殿の脇から霊水が流れています。
社殿の横には、白蛇弁財天も見られ金運上昇のスポットとなっていました。
弁財天を後にして急坂を上り大仏ハイキングコースへ戻ります。
コースの最頂部からは、由比ガ浜海岸や逗子方面が望める絶景ポイントでした。
その先は、アップダウンの続く雑木林の道となっており、長梅雨の名残のぬかるみの山道となっています。
源氏山公園から35分で大仏切通との分岐点に着き、鎌倉七口の大仏切通へ向かいますが、昨年の台風被害のため先月まで通行禁止だったようで狭い雑草が茂る道や階段の上り下りに大変な苦労でした。
山肌を削って作られた切通しは、七口の中では一番狭い道のようで散々な苦労の末、折り返して大仏坂を経て鎌倉のランドマークの大仏様へ向かいます。
鎌倉大仏(高徳院)に久しぶり立ち寄ってみると、こちらも参拝者は少なく仁王門の仁王様も寂しげな姿でした
本尊の大仏様も国内で大変な状況となっているコロナ禍を心配する表情でこの災害の収束を祈っておられました。
この日は、胎内の見学は出来ませんでしたが、サイドから大仏様の表情を見ると、日本最大の656個の螺髪や耳の大きさなど独特の姿が見られます。
普通大仏様は蓮の台座にお座りの姿が見られますが、鎌倉大仏様の背後に蓮弁4枚が置かれています。
大仏の周りには、銅製の灯籠や蓮の花の様々な彫り物が飾られて歴史ある存在感が感じられます。
久しぶりの大仏様の姿に感動して、長谷から由比ガ浜大通り、六地蔵、御成通りを経て鎌倉駅へぶらぶら散歩していました。
六地蔵は、昔の刑場跡で罪人の霊を供養のために六体の地蔵を祀ったとされる鎌倉の史跡となっています。
猛暑の一日でしたが、北鎌倉から葛原岡・大仏ハイキングコースなど鎌倉の歴史を巡る一日散歩でした。