湯島天満宮の梅まつりを鑑賞して神田明神まで、坂道の多い湯島の街を散策していました。
天神男坂から神田明神へ向かう道は、多くの坂道があり、「妻恋坂」との間にある「中坂」を横断して「実盛坂」へと続きます。
「実盛坂」は、急坂の57段の階段が見られ、この坂下近くに居住していた実盛塚の斎藤別当実盛を偲んでいたことから名付けられています。
「実盛坂」から「ガイ坂(芥坂)」、「三組坂」を横断して、その先の「明神男坂(68段)」を上り神田明神の境内に入りました。
男坂を上った境内の入口には、御神木のイチョウの木(大公孫樹)と君が代に因んださざれ石が保存されています。
神田明神は、商売繁盛・勝負運の神として新年の仕事始めには大変な混雑ですが、この日は参拝者も少なく静かに健康長寿を祈願してパワーを受けてきました。
境内には、多くのパワースポットがあり、開運招福の日本一の石造りの「大黒様」や大波に魚や亀と共に乗る福の神の「恵比寿様」もフォトスポットとなっています。
境内には神殿の周りには、七つの摂社・末社や文化財の記念碑が設置されて、江戸の総鎮守としてパワーが漲っています。
「銭形平次捕物控」の主人公の銭形平次が神田明神付近の長屋に住んでいたことから、「銭形平次の顕彰碑」が、寛永通宝の投げ銭の上に立てられています。
獅子山には、親獅子2頭が境内を見守っていますが、子獅子は、谷底に突き落とされて試練を与えているようですが、可愛い子獅子が下から這い上がって眺めています。
神殿の屋根には、神田明神の風格を感じるの鬼瓦や紋章が見られます。
境内の随神門は、二層建ての入母屋造りで周りには、極彩色の獅子像や四神(朱雀・青龍・白虎・玄武)の色鮮やかな彫刻が飾られています
この日の坂道の一角には、湯島地区の人気者の🐼の雛人形も愛らしく姿で見送ってくれました