横網公園で関東大震災・東京大空襲の復興祈念イベントと歴史を確認した後、近くの旧安田庭園から両国の下町をぶら散歩してきました。
旧安田庭園は、過って隅田川から水を引いた汐入回遊式庭園で、現在は水門が閉じられていますが、心字池庭園の周りには、沢飛石や石灯篭が設置されて、趣ある光景が見られる名庭園となっています。
池には、多くの亀さんも水中を泳ぎながら楽しんでいるようです
隅田川から水を取り込んでいた水門も保存されています。
白い太鼓橋の近くにもダイサギがのんびりと風情ある景観を眺めながらお休みしていました
旧安田庭園から国技館通りに出ると、両国のランドマークの国技館に日の丸が掲げられて日本伝統の古式豊かな景観が見られました。
両国駅から回向院までの道沿いには、多くの様々な土俵入りの姿の力士銅像が並び相撲の街独特の街並みとなっています。
回向院の山門の横の高層ビルに挟まれた「両国シティコア」の旧国技館跡の広場には、現在は駐輪場となっていますが、土俵があったスポットとして円形が描かれています。
回向院の竹林に覆われた参道脇には、相撲の街の力塚や万人塚が設置されています。
奥の墓所には、鼠小僧次郎吉のお墓があり、墓の前に置かれた白い石を小石で削ると開運・金運が授かるパワースポットなっているようです。
周りには、地蔵菩薩像や珍しいお墓があり、聖なる雰囲気となっています。
回向院から京葉通りを経て両国橋へ向かうと、関東大震災の復興で造られ武蔵国と下総国を繋ぐ橋で「両国橋」と名付けられ、球体の親柱が特徴的なデザインとなっていますが、球体には、ガラス窓?もあり、夜には光が発するのでしょうか?。
両国橋を渡り浅草橋駅へ向かう途中の柳橋通りには、神田川河口に架けられた緑色の「柳橋」が見られ、隅田川の永代橋に似たデザインで有形文化財となっています。
柳橋通りは、以前は花街として栄えた街だそうで、現在は花街の様子は見られませんが、花柳街の名スポットとして保存されています。
久し振りに下町風情溢れる両国の街並みを堪能したぶら散歩でした