秋本番の暖かい一日でしたが、冬のひまわりと呼ばれる寒川町のひまわりが、今年は例年より早く開花して、寒川のひまわり畑へポタリングしてきました。
寒川神社近くの約500坪のひまわり畑では、約3万本のひまわりが満開となっており、夏のひまわりとは異なる黄金色で背丈も低く、黄色い絨毯を敷かれたような景観が見られました。
ひまわり畑の約半分は、開花がし始めたばかりの蕾が膨らんだひまわりで、2週間後に満開となるそうで、対照的な光景が見られました。
畑横の小川沿いには、多くの柿の木が実を付けた柿の木道となっていました。
ひまわり畑で花見散歩の後、寒川神社に参拝してきました。
寒川神社は、相模国の一之宮の神社で、三の鳥居脇の神池には、夏に行われる「相模薪能」の石橋(しゃっきょう)の石彫刻像のモニュメントが設置されています。
三の鳥居から神門へ通じる参道には、灯篭が並び大樹からの陽が差す木漏れ日の路となっています。
神門を抜けた拝殿前では、七五三詣での参拝客で多く、家族連れで子供達の華やかな姿で賑わっていました。
拝殿の懸魚には、菊の御紋や三つ巴御紋、鬼瓦も飾られて、一之宮独特の景観が見られます。
拝殿前の前には、御祭神の寒川比古宮と寒川比女命が宿る御神木の夫婦杉が聳え立ちパワースポットとなっていました。
拝殿の横には、古くから天体の観測に使われた渾天儀と方位盤のレプリカが設置され4匹の龍に支えられ、参拝者の人生の羅針盤として厄除けの指針を与えてくれています。
内庭の回廊には、菊まつりが開催されていて多彩な菊150点以上が展示されて、多くの受賞作品の色合いや大菊の姿が見られました。
冬の寒さが始まりましたが、ひまわりや菊の花を見て寒さを覚えないひとときでした。