横浜中華街で春節を祝う最大の祝賀パレード「祝舞遊行」が行われ、先日、行われた娯楽表演と同様、春節の最大のイベントとなっており、観覧してきました。
パレードは、中華街の山下町公園をスタートして、関帝廟通りから西門通り、中華街大通り、シルク通りを経て山下町公園へ戻るコースを巡って進行しますが、どの通りも歩道から人々が溢れて大変な賑わいでした。
パレードのスタート前に、中華街中心の関帝廟では、三国志の英雄だった武将関聖帝君や玉皇上帝、観音菩薩など多くの神々が祀られているそうで、交通安全・国泰平安・厄除けなどのご利益も大きく、中華街最大のパワースポットとなっており、多くの参拝客で賑わっていました
関帝廟の建築は、牌楼や拝殿の屋根には、獅子やライオン、トラ、魚など動物の豪華絢爛の色鮮やかな装飾が施されており、青空を背景に一際目立つ中国独特の景観が見られ、春節を祝う雰囲気が溢れています
中華街大通りの善隣門前では、大混雑となっていましたが、パレードが到着すると、爆竹が鳴り響き大歓声が湧いていました。
パレードでは、仮装した高下駄を履いた皇帝衣装隊や華やかな民族衣装に身を包みカラフルなフェイス・ペインテイングした一隊が進み、華やかな踊りなどのパフォーマンスが見られました。
その後には、「彩青(ツアイチン)」で人気を独占していた「獅子舞」が4頭相次いで登場し見物客の頭に噛みつくなどパフォーマンスしながら愛嬌を振りまいて、観客と触れあって大歓声が飛び交っていました。
その後、2頭の龍が登場し、善隣門前の交差点を飛び回りながら素晴らしいパフォーマンスを披露し、大変な盛り上がりとなり、獅子舞に劣らない大龍の熱演には、大観衆も吸い込まれるような気分となり、圧巻の雰囲気を感じていました。
大龍の舞の後には、大きな陶器の瓶を頭上でクルクル回し、頭上に上げて背に受ける素晴らしい中国伝統の演技が行われ大声援が飛んでいました。
さらにカラフルな衣装を着けた「獅子舞」や中国舞踊隊の美女群が続きます
春節を祝うダイナミックな中華街伝統芸能を堪能したひとときでした。
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