地域の「大庭裏門公園」で開催された野鳥の生息環境を観察する会が開催され、園内の自然環境を観てきました。
「大庭裏門公園」は、大庭城の裏門の跡地に約40年程前に造成され、その後25年前に平地部と周辺斜面に多種の樹木が植栽されて出来た野鳥公園で、今も貴重なバードウオッチングの名所となっています。
日頃は公園内には入れない自然公園で野鳥の生息環境が保存されており、市の鳥カワセミの生息地として観察窓からは見られますが、3年振りに一般開放されてカワセミ営巣地など生態環境を見学する機会となりました。
園外の観察窓から観る中央池や園路に樹林が茂る光景です。
中央池の周りには、ヒメガワやヨシが茂り、野鳥が飛び回っていましたが、逃げられてしまったようでその姿は見られませんでした。
この時期では、ヨシとヒメガマ、メガマが茂り区別がよく判りませんでしたが、野鳥にとっては何よりの営巣となっているようです
池の水辺には、シンボルツリーのアカメヤナギが10m近い枝を延ばして他では目られない不思議な姿が見られました。
散策路も種々の樹木が茂り自然豊かなビオトープとして保全されています。
園内の中には、シンボルツリーのハンノキの大樹が実をつけ始めていました。
散策路の斜面にはクズの葉が一面に茂り埋め尽くしていました。
園内を流れる小糸川沿いには、ススキではなくオギが群生して白い穂を揺らしています。
散策路の周辺も多様な樹々が植栽され、秋の始まりを感じていました。
マユミの実も色付きはじめています。
サンゴジュの実も赤く熟しています。
公園の周りの散策路も様々な落ち葉が積もり彩りを添えて、秋本番近しを感じていました。
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