久し振りに東京の赤坂から麻布十番をぶら散歩してきました。
都内最大のパワースポットと言われる赤坂日枝神社の「山王・神幸祭」もコロナ禍で開催中止となり、参拝してきました。
日枝神社の表参道から独特の山王鳥居をくぐり急階段の男坂を上ります。
男坂を上りきると、日枝神社独特の造形の「随神門」に立派な扁額や懸魚、蟇股には菊の御紋が飾れて日枝神社の風格を感じます
瑞神門の両側には、烏帽子を付けた守り神の夫婦の「神猿像」が迎えてくれます。
社殿前にも狛犬ではなく夫婦の神猿像が置かれ、社殿の左側の子猿を抱いた母猿は、安産のご利益として人気スポットとなっています。
拝殿で参拝してコロナ感染防止と家内安全を祈願していました。
日枝神社の境内社の「山王稲荷神社」と「猿田彦神社・八坂神社」もパワースポットとして人気スポットですが、稲荷神社本殿と狛犬は千代田区の文化財に指定されています。
ご利益を頂き「千本鳥居」の階段を下りて溜池山王から麻布十番へと向かいます。
麻布十番の名所「善福寺」は、平安時代に弘法大師により開山された古刹の浄土真宗本願寺派のお寺で、幕末時代には初代アメリカ公使館となり、日米友好の礎にもなった名寺となっています。
勅使門と言われる立派な風格ある中門です。
境内には、公使館跡の記念碑が立ち史跡となっています。
善福寺の最大の見どころの「逆さ銀杏・公孫樹」は、樹齢770年、幹回り10m、高さ35mの巨木で、親鸞聖人が立てた杖がそのまま地に生えて大木となりその形から逆さ銀杏と呼ばれているそうで、国の天然記念物に指定されています(案内版より)
銀杏の木の横には、親鸞聖人の立像も見られます。
また、銀杏の木の前には、あのシャンソン歌手の越路吹雪さんの石碑が置かれ、台座には愛の賛歌の歌詞が書かれています。
境内を出て参道脇には、「柳の井戸」があり、弘法大師が錫杖を地面に突きたてたら地下から清水が湧き出てきたそうで、麻布七不思議の一つとなっています。
善福寺からパテイオ通りに出て「パテイオ十番公園」では、童謡「赤い靴」の主人公のきみちゃん像がマスクをして立っています。
きみちゃんは、”赤い靴を履いてた女の子~”の歌では異人さんに連れられて外国へ行っちゃった~と唄われていますが、病気でアメリカには行かずに亡くなられたそうです。
麻布十番通りの商店街では、「およげたいやきくん」のモデルになった浪花屋総本店が見られ、お休みで楽しみにしていていたたい焼きはいただけませんでした(笑)
七福神宝船のお社と言われる「十番稲荷神社」に立ち寄って参拝していました。
境内には、縁起物の「かえるさん」や七福神の「宝船」の石碑が置かれ、参拝者にご利益を授けています。
我町のようなものですが善福寺に
越路吹雪の碑があるのは知りません
でした。なにわやがお休みとは珍しい
ですね!たい焼き残念でしたね。
麻布十番も久し振りでしたが、前日、家族と赤坂のキャピトルホテル東急に宿泊し、赤坂や麻布十番をぶらついていましたよ。
国会議事堂や日枝神社、赤坂界隈の夜景を見下ろせて改めて都心の美しさを感じていましたね。