修善寺自然公園を散策の後、修善寺温泉街を散策してきました。
自然公園の虹の郷から約2キロの坂道を下った桂川上流の道沿いには、修禅寺の奥の院に通じる奥の院道に、弘法大師と刻まれた石塔が設置され、石塔の横には、奥の院道・カナ文字が彫られた「道標(いろは石)」が設置されて、「奥の院道(いろは道)」と名付けられ、近くには、桂谷八十八ケ所五十番の不動明王像が描かれた石碑も設置され、「桂谷八十八ケ所巡拝コース」となっています。
桂川沿いの「いろは道」の輪田橋付近では、滝のような清流にカワセミの姿も見られ、清らかな道となっていました。
滝下橋を渡って左岸の細道の先の朱色の欄干の楓橋付近は、もみじの木に包まれたもみじの道となっています。
楓橋の先には、約400mの「竹林の小径」となっていて、楓橋近くも珍しいカエデなどの紅葉が赤く染まった秋の美しい雰囲気に覆われていました。
虎渓橋近くでは、弘法大師が杖を突いて湯を湧き出させたと伝えられ、現在は使用できないようですが、伊豆最古の温泉と言われています。
虎渓橋の先には、弘法大師が創建された臨済宗のお寺でしたが、その後伊豆の国を治めた北条早雲により再建され、現在は曹洞宗の禅寺「修禅寺」となって温泉地の「修善寺」とは、異なる名称となっています。
山門の周辺は、紅葉真っ盛りのもみじに包まれた秋の光景が見られ、多くの参拝客で賑わっていました。。
鐘楼堂の周辺も真っ赤なもみじに覆われて、参拝者のフォトスポットとなっていました。
鐘楼堂の周辺には、和やかな姿の地蔵像も見られ、心和む雰囲気となっていました。
晩秋の修善寺の自然公園や温泉街のもみじの雰囲気を堪能しながら長散策を楽しんだ一日でした。
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