雨降りの寒い日となり、久しぶりに外出を控えて筆を取っていました。
東京大学本郷キャンパスには、内田ゴシック様式と呼ばれる名建築が多く見られ、これまでも何度もスケッチ仲間と訪れて描いていますが、コロナ過で一時入構も出来ず、イチョウの黄葉時期にも構内でのスケッチが不可能でしたので、昨年訪れた時の写真から描いてみました。
正門からのイチョウ並木通りにある法文学部館は、エントランスのデザインやスクラッチタイルの壁など素晴らしいモチーフとなっており、描いてみました。
本郷キャンパスのシンボルとなっている安田講堂も、赤茶色の外壁と色褪せたエントランス門の浪漫溢れた姿が魅力的な景観で、色の表現に苦労した一枚です。
三枚目は、法文学部1号館のエントランスの尖頭アーチの「犬小屋」風のポーチが特徴的で、スクラッチ壁と融合したデザインとなっており、外壁の表現に拘って描いてみました。
春のスケッチ日和を期待し、肌寒さを感じながらの一日でした。
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