MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

小江戸川越散歩

2022年10月18日 | まち歩き

川越まつりは、川越の総鎮守の川越氷川神社の祭礼として江戸時代の伝統が生きている江戸の「天下祭」の面影を今に残している貴重な伝統のお祭りで、境内には多くの参拝者で大変賑わっていました。

拝殿前には「目出鯛・あい鯛みくじ」として釣り竿で吊り上げる赤とピンクのおみくじが置かれて、若い人には縁結びの神と人気スポットとなっていました。

本殿の腰回りの羽目には山車人形を主題とした素晴らしい木彫りの彫刻が保存されていますが、特別拝観は今年も中止となっていましたが、木目を活かした江戸彫りの彫刻が見られます。

本殿の奥には、樹齢600年を超える2本の御神木の欅の木が聳え立ち、御神木の周りを廻りする開運スポットとなっています。

境内の護国神社には、西南の役以降の川越出身の約三千柱の英霊が祀られており、大鳥居の傍にも慰霊碑が建てられています。

本殿の裏には、菅原神社や八坂神社などの末社や摂社も見られ、多くの御利益が期待される雰囲気が感じられます。

境内の東側に立つ大鳥居は、木製の鳥居として日本最大級の大鳥居で、勝海舟が書いた扁額が飾られています。

氷川神社の裏の氷川橋付近の新河岸川では、桜の時期には花筏の名スポットとなっていますが、新河岸川は、川越と江戸を結んだ船運が行われた歴史を刻んだ名川で、大江戸と小江戸を結ぶゆかりの地となっているようです。

氷川神社を後にして、「川越城本丸御殿」を見学していました。

川越城は、室町時代に関東管領の扇谷上杉領の拠点として築城されたお城で、その後豊臣秀吉の小田原征伐の際に、後北条氏に寄って攻め落とされて降伏し、その後江戸時代に家康によって江戸に近い領地として栄えたそうで、本丸・二の丸・三の丸・曲輪・13の門からなる巨大な城郭だったようですが、現在は、本丸御殿と他にも遺構が残されています。

本丸御殿の御成御殿は唐破風屋根となって当時の面影が残る風格ある姿が見られます。

玄関口の大広間には、当時は来客の待合のお座敷だったようで、記念の甲冑などが飾られています。

御殿の南側の当時の大書院は解体されたそうですが、名残の外観も見られます。

藩の家老が詰めていた家老詰所と中庭の光景

詰所の部屋には、三人の家老たちが話し合う当時の様子が創られています。

詰所のふすまには、貴重な画が描かれており、引手など貴重な遺産となっているようです。

展示室も、本丸の鬼瓦でしょうか?徳川家の葵の御紋が記されています。

本丸御殿を見学した後、蔵造りの街並通り、大正浪漫通りの散策を続けます【続く】

 

 


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