MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

横浜山手坂道散歩

2018年03月01日 | まち歩き
春近しを思わせる暖かい日となり開港の街横浜の山手の坂道をぶら散歩してきました。
横浜の山手地区は、港見える丘公園など高台には多くの西洋館が建ち横浜開港以来の歴史的なスポットが多く観光コースとなっています。

この日は、JR石川町駅をスタートし「大丸谷坂」の急坂を上って山手イタリア山庭園へ向かいました。

イタリア山庭園には、「ブラフ18番館」と「外交官の家」が建ち、この日は「外交官の家」は改修工事中でしたが、素晴らしい庭園は見応えがあり間もなく春の花が満開になりそうでした。

展望台からは、みなとみらい地区のランドマークなどが望めましたが、富士山は残念ながら見れませんでしたね(>_<)

山手本通りを経てフェリス女学院大学横の坂道を下って山手公園を右に見て進みますが、「山手公園」は、日本最初の様式公園で大きな公園ではありませんが、森に囲まれた急斜面にあり、春には桜咲く名所で、山手に居留する外国人のために1870年に開園した公園です。
公園内には、テニスコートもあり、日本に於けるテニス発祥の地としても知られ、「日本庭球発祥の地」碑が立っています。

テニス発祥記念館も素晴らしいデザインです。

山手公園を一回りした先には、「公園坂」があり公園に上るために付けられた由緒ある坂です。


山手公園から坂道を下ると、国家君が代発祥の地「妙香寺」に着きます。


妙香寺は、弘法大師によって創建された古刹で歴史が刻まれていました。
急階段を上ると、境内には「国家君が代発祥の地」と「日本吹奏楽発祥の地」の石碑が立てられています。

「君が代」は、薩摩藩に依頼されてイギリス人フェントンによって作られたそうで、その後編曲されて現在の曲に至ったそうです。


近代吹奏楽も薩摩藩の青年藩士30人の軍楽隊が、この地でイギリス軍楽隊フェントンか軍楽を学んだことが起源となりました。


妙香寺から「ビヤザケ通り」の坂道を経て「キリン園公園」に到着。
公園内には、「麒麟麦酒開源記念碑」が建ち、この一帯が清水が湧く場所だったので日本で初めて継続的にビールの醸造したところで、「日本のビール発祥の地」として今もその名前が通りや公園に残されています。

今も道路沿いには、「ビール井戸」が残されています。


長~い南坂を上り山手本通りに戻ります。


山手本通りの道路沿いに立つ大木の幹には大きな空洞が出来ており、中には植物が育って珍しい光景でした。


本通りにはベーリックホールやエリスマン邸が並び有名なスケッチポイントとなっています。


元町公園の急坂には、「山手80番館遺跡」がありますが、横浜に現存する唯一の関東大震災前の外国人住宅の遺構で地下部分だけですが、当時の居留外国人の暮らしぶりが伺えます。

元町通りへ出ると、中村川に架かる代官橋の石碑が残っており、代官屋敷の歴史が刻まれていました。


開港の街横浜の山手には、多くの歴史遺跡が残されており、現在日本文化の原点を覗き見たぶら散歩でした。



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2 コメント

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Unknown (ginnohana)
2018-03-01 18:11:11
横浜の山手は私たちの数年後の
引っ越し先の候補の一つです。
再開発にかかっているため残念ながら
いつまでもここには住めないのです。
山下町、石川町、根岸あたりを
考えているのですが・・・・
いいところらしいですね!
返信する
Unknown (korman)
2018-03-01 21:03:04
ginnohanaさん  こんばんは
先日のニュースでは、若年層には住みたい街の一番が横浜でしたね。
山下より山手が展望も歴史的文化もいいのではと思いますが、やはり六本木には劣りますね~
返信する

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