MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

紅葉散策~小石川後楽園

2021年12月03日 | まち歩き

紅葉が見頃を迎えた徳川家ゆかりの小石川後楽園を紅葉狩り散策してきました。

広い庭園は、回遊式築山泉水庭園で大泉水の周りに地形を活かした起伏に富んだ遊歩道があり、変化のある自然の美しい晩秋特有の紅葉の風景が見られました。

西門入り口には、モミジの木が鮮やかな赤色に染まって感動させられる姿を見せています。

庭園のシンボルである大泉水の蓬莱島・亀島周りは、モミジやケヤキの樹々が晩秋の陽を浴びて色映えし水面に映りこむ景観が拡がっています。

大泉水の池端には、琵琶湖の唐崎の一つ松も模した「一つ松」が形よく剪定された美形を見せています。

枯れた蓮の花と小廬山の美しい景観

京都嵐山に架かる渡月橋を模して木で作られた「渡月橋」

屏風岩とモミジの木

朱色に塗られた通天橋付近には、モミジの紅葉と大堰川の沢飛石がコラボした見逃せない秋の光景が見られます。

お休み所の四阿付近の紅葉

沢を上った上には、水面に映る姿が満月のように見えることから名付けられた「円月橋」で、大名屋敷時代の姿で特別史跡に指定された日本最古の橋となっています。

京都の愛宕坂を模した47段の「愛宕坂」

酒を飲む酒亭跡の風格ある茅葺の「丸八屋」

大泉水の船着き場跡近くの紅葉は、見どころとなっていて見応えある光景が見られフォトスポットとなっていました。

船着場近くから蓬莱島を望む光景

おお泉水から向かう内庭には、唐門が新しく復元されて本瓦葺の屋根や扁額、彫刻が輝く姿となっています。

「内庭」も回遊式の庭園で、かつての水戸藩の書院の庭で静寂な雰囲気の名園となって憩いスポットとなっています。

唐門の屋根も、独特の三つ葉葵の紋の鬼瓦など豪華絢爛な破風式の姿が見られます。

門の妻壁には、三光鳥や錦鶏など極採食の鳥が飾られています。

紋扉にも、豪華な木彫りの彫刻が飾られています。

内庭の奥には、水戸藩士だった藤田東湖先生の遺跡や陸軍造兵廠東京工廠跡記念碑の石碑が見られ、過っては造兵廠の跡地だったようです。

内庭から大泉水に戻り、回遊歩道から蓬莱島・亀島周辺の池に映りこむ紅葉の美景が見られます。

公園の東門は、正門とも呼ばれて大名屋敷の風情あるレトロな伝統の姿が残されています。

都内有数の紅葉の名所の趣深い景観を堪能してきました。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« スケッチ風景画 | トップ | ぶら散歩~赤坂日枝神社・豊... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

まち歩き」カテゴリの最新記事