アオバトの飛来シーズンを迎えて大磯の照ヶ崎海岸にアオバトの飛来し始めていると聞き、照ケ崎海岸へ出かけてきました。
海岸へ着くと、残念ながらアオバトの姿は見られませんでしたが、こゆるぎ海岸の先には、富士山が見られ関東富士見百景の素晴らしい景観が見られました。
アオバトが海水を飲む岩場では、引潮で波もなく磯遊びを楽しむ人々が見られ、苔の岩の周りには小魚が泳いでいます。
約1時間程アオバトの飛来を待っていましたが、飛来してこず諦めて大磯漁港から東海道沿いの大磯宿の名所を巡っていました。
東海道鴫立沢には、湘南発祥の地の石碑が立ち、「湘南」とは、中国湘江の南方一帯の景色に似ていることから「著盡湘南清絶地」と詠んだことに由来すると書かれています。
深い沢の脇にある鴫立庵は、西行法師ゆかりの俳諧道場として知られる名所となっています。
国道1号線の旧東海道の松並木では、今も大木の松の木が並び江戸時代の面影を残す光景が見られます。
松並木の中で一番太くて高いクロマツが勇壮な姿を誇っています。
松並木通りから大磯駅に通じる統監道は、伊藤博文が韓国の統監を務めた時に作ったことから名付けられたそうで、伊藤博文ゆかりの道となっています。
統監道を経て旧島崎藤村邸に立ち寄ってみました。
旧島崎藤村邸は、文豪藤村が晩年静子夫人と住まれた邸宅で、書斎や座敷が保存されており当時の面影が保存されています。
藤村の小説の一部の文章を書いた珍しい切り絵が展示されています。
大磯駅前の旧木下家別邸は、日本最古のツーバイフォー様式の大正時代の建築で、現在は大磯迎賓館としてレストランとなっており、国の有形文化財に指定されている景観が見られます。
この日は、期待したアオバトには会えませんでしたが、照ケ崎海岸の素晴らしいモチーフを想い出として描いてみました。
私も以前アオバトを見たいとあれこれ飛来場所や飛来時間を調べ続けたことがありまして。
「大磯 アオバト」で検索かけて「こまたん」という方のWEBがあればよくわかると思いますが。
もう少しすれば数も増えるけど。多数飛来する頃には暑すぎるというのが困りもの。
けどですね。アオバトを確実に見ようと思えば、朝イチです。朝一にはドラマがある!と現場で年配の方がおっしゃってました。
私は確か7月末かな?7時くらいに到着したけど、既に「遅いよ」とか言われたように思います。
あと。磯の岩に降りて給水するので、潮の満ち引き時間をチェックしてください。満潮だと降りられない。降りても沖の遠い磯に降りるので、撮影しづらい。
と思いました。参考になりましたらば。
アオバト飛来の季節はこれからですが、午前中だと10時までには飛来してきますね。
こまたんの案内も今月は中止となっていますね。
7月頃には、見応えある光景が見られますが、多くのウオッチャーは、超望遠カメラで撮っておられますが、簡易カメラでは近づかないと写真は撮れませんね。いつもご覧いただきありがとうございます。