赤坂豊川稲荷社の七福神巡りの後、江戸城の鎮守と呼ばれる都心の厄除け、社運隆昌のパワースポットの日枝神社に参拝してきました。
神門(随身門)には、表と内側に一対の随身像と神猿像が飾られて扁額には「皇城之鎮」の文字と書かれており、江戸城ゆかりの光景が見られます。
拝殿脇には、狛犬では無く「山王のお猿さん」と言われる神の使いの子を抱く愛くるしい神猿像が鎮座し、参拝者の人気スポットとなっていました。
末社の猿田彦神社、山王稲荷神社も開運祈願の参拝客で大行列となっていました。
稲荷神社と猿田彦神社の両側には、一対の狛犬が鎮座し、江戸時代の銘文を持つ文化財に指定されています。
稲荷社の参道である千本鳥居の朱いトンネルでは、多くの参拝客のフォトスポットとなっていました。
日枝神社から外堀通りに出て、長い急坂の「新坂(しんざか)」を上ると、竹林や石垣が築かれた新しい坂道で「新坂」と名付けられ、都心とは思えない景観が見られます。
新坂上の日比谷高校前から永田町へ向かう 三つの大名屋敷(三邸)があった「三べ坂」には メキシコ駐日大使館や旧華族女学校の遺跡碑があり、歴史が刻まれた雰囲気となっています。
永田町から飯田橋の東京大神宮へ向かいました。
東京のお伊勢さんと親しまれている東京大神宮に着くと、家内安全、身体健康、厄除け祈願などのご利益のある神社として、この日も多くの参拝者で賑わっていました。
東京大神宮は、伊勢神宮と同じ天照皇大神と豊受大神を祀る神宮でその拝殿の形も千木や鰹木など伊勢神宮と同じでしたが、内宮・外宮の区別はなく心静かに参拝することができました。
境内には、多くの新年の運を祈るおみくじや豪華な装飾が飾られて、新年の幸せを願う光景も見られます。
お伊勢さん近くの飯田橋駅前では、牛込濠を跨ぐ牛込橋が江戸城の牛込見附の情緒を残したデザインが施されています。
新春の初詣を通じて新年の安全・安心を祈りながらのブラ散歩でした。
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