「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「思うようには…」

2009年06月06日 | 季節の移ろい・出来事
世の中、なかなか思い通りには行かないものだ。
思い通りに行かないから面白い。全てが自分の意のままになったら間違いなく○○××になって、これほど面白くない世の中はない…といって嘆くに違いない。

二階の窓から見えるアオサギの子育て。それとなく観察を始めて2ヶ月半近い。未だ継続中。
朝・昼・夕方、双眼鏡でのぞき見する楽しみはある。巣は小高い雑木林の栗の木に架けられている。幸い、下の方に小児科医院が1軒建っているだけで、よそのお宅をのぞき見するほどの、よこしまな気持ちも起こらない安全地帯ではある。

雨上がりの今朝方などは、親鳥が2羽飛んできて、ヒナがうずくまる巣のすぐ近くの枝に止まる。
雰囲気からすると、間違いなく「そろそろ飛び立ってみなさいよ…まだダメ??」とか言いながら巣立ちを促している感じが読み取れる。呼応するように、ヒナも巣の上まで姿を表し、大きくゆっくりな羽ばたきをしてみせる。それは、一番成長の早いヒナ。よく観察したら、他に2羽の姿が見える。ということは、あの狭い巣の中に大きなアオサギ3羽が身を寄せ合っているのだ。どおりで、巣の下にある竹などが糞害で白くなっている。

いよいよか!!こっちが色めき立つ。何のことはない今日も空振り。サギの仲間だけに、またも人間がだまされるのかな……などと、なりすましサギを思い出す。そのうち親鳥は飛び立ち、ヒナは巣の中にもぐって姿を隠す。近いんだよなーと思わせながら、なかなか最終章を迎えない。

実害の伴わないサギの行為だから大目に見て、もう少しゆったり付き合ってみよう。
でも、取材交渉も取材許可も取れていない相手。その瞬間を見逃す危険が多ぎる。
こっちが勝手に始めた観察ではあるが、2ヶ月以上付き合ってきたんじゃないか。頼むよ、チョットだけでいい。美味しい決定的瞬間に立ち会わせてくれよな…。

        ( 写真: 3度目の正直なるか…アオサギの様子 )
コメント (10)
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