今、もっとものめり込んでいる趣味のサークルの仲間15人で、人並みに秋の行楽を楽しんだ。
お隣広島県の北部。島根県寄りに位置する三次市。広島県内唯一のワイン工場「三次ワイナリー」・隣接の奥田元宋・小由女美術館・少し走って国営備北丘陵公園・さらにはもっと走って、今はひなびた町並みながら、随所にその昔の殷賑の面影を残す上下町散策。それに小説「布団」の作者で知られる田山花袋記念館見学。
もちろん美味しい賑やかなレストラン昼食つき。
何度も言うように、私の地元には美術館がない。だからというわけでもないが、美術館見学となると何故か気持ちが高鳴る。
今回の奥田元宋独特の朱色使いによる荘厳な絵画の世界は、見応えを感じた。
そして特別企画展「円空・木喰(もくじき)展」も感動物であった。
なんと言っても目玉は、石見銀山産出の銀を山陽側に搬出する銀山街道の宿場町として栄えた上下町。
なんかしら、歴史と風格・気品が漂う町…という印象。そこに平安時代に端を発した「うだつ」が取り付けられている古い家並みが残っている。
「うだつの上がらん男…」とは、やることが中途半端で、なんか見栄えがしない男、甲斐性に欠ける…という負のイメージがつきまとう。そこへ行くと「うだつが上がる…」男として一人前の成功者、頼りになる男と評価されるほど、歴史のある防火壁、隣家との境界を意味する飾り付けた壁。
yattaro-はうだつが上がったのか、上がらなかったのか…複雑な心境で眺めた。
栄えた町だけに、芝居小屋も半端ではない。回り舞台・せり上がり・花道・さらには落ちたくない奈落の底までしっかり覗いた。
大半高速道を使う往復350㎞。疲れは多少残るが楽しい一日を過ごした。カーナビチェックもバッチリ。
それにしても、行程・観光案内・会計・地図など、A-4版3枚綴りの資料を各個人に渡す努力を、水面下で軽くやってのけるリーダーの力量…恐れ入るばかり。
改めて、丈夫で元気に長生きをお願いしたくなる、秋日和の一日であった。
( 写真: 上下町の古い家並みに観られる「うだつ」 )
お隣広島県の北部。島根県寄りに位置する三次市。広島県内唯一のワイン工場「三次ワイナリー」・隣接の奥田元宋・小由女美術館・少し走って国営備北丘陵公園・さらにはもっと走って、今はひなびた町並みながら、随所にその昔の殷賑の面影を残す上下町散策。それに小説「布団」の作者で知られる田山花袋記念館見学。
もちろん美味しい賑やかなレストラン昼食つき。
何度も言うように、私の地元には美術館がない。だからというわけでもないが、美術館見学となると何故か気持ちが高鳴る。
今回の奥田元宋独特の朱色使いによる荘厳な絵画の世界は、見応えを感じた。
そして特別企画展「円空・木喰(もくじき)展」も感動物であった。
なんと言っても目玉は、石見銀山産出の銀を山陽側に搬出する銀山街道の宿場町として栄えた上下町。
なんかしら、歴史と風格・気品が漂う町…という印象。そこに平安時代に端を発した「うだつ」が取り付けられている古い家並みが残っている。
「うだつの上がらん男…」とは、やることが中途半端で、なんか見栄えがしない男、甲斐性に欠ける…という負のイメージがつきまとう。そこへ行くと「うだつが上がる…」男として一人前の成功者、頼りになる男と評価されるほど、歴史のある防火壁、隣家との境界を意味する飾り付けた壁。
yattaro-はうだつが上がったのか、上がらなかったのか…複雑な心境で眺めた。
栄えた町だけに、芝居小屋も半端ではない。回り舞台・せり上がり・花道・さらには落ちたくない奈落の底までしっかり覗いた。
大半高速道を使う往復350㎞。疲れは多少残るが楽しい一日を過ごした。カーナビチェックもバッチリ。
それにしても、行程・観光案内・会計・地図など、A-4版3枚綴りの資料を各個人に渡す努力を、水面下で軽くやってのけるリーダーの力量…恐れ入るばかり。
改めて、丈夫で元気に長生きをお願いしたくなる、秋日和の一日であった。
( 写真: 上下町の古い家並みに観られる「うだつ」 )