「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「夢を託して…」

2009年10月28日 | おせっかい
半年前に幹事団を結成、準備に入った中学校同期会。
幹事団の顔ぶれもほぼ定着。いずれ劣らぬベテラン揃い、ツーカーの仲ながらもその時々の思いをぶつけ合う幹事会を重ねること数回。いよいよ本番が近づいた。

当日、参加者全員に手渡すレジメ・参加者名簿などの資料作成も、尻に火が点いて最後の仕上げに追われる。
特に、卒業アルバムのクラス別集合写真から、一人ひとりの顔を抜き出して作成する「写真入りネームプレート」は、たかだか60数人ながら結構骨が折れる。

旧姓を前面に、現在姓をカッコに閉じ、卒業当時の写真入りネームで、いち早く52年前にタイムスリップしてもらえると嬉しいな…などと夢をふくらませてしまう。

趣味のコーナーでは、絵画・書・陶芸・ちりめん細工・編み物…等々、仲間が趣味として取り組んだ作品を披露して、時間の過ごし方の参考にしてもらう。
そのためには集荷・展示などは前日の作業となる。

当日は、開始2時間前に幹事団集合。受付設定・当日の諸々チェック。
遠来の先生・仲間の送迎。そして肝心なのは、各テーブルに配置した幹事が、浮き上がった仲間はいないか…楽しめていない仲間はいないか…、この目配り気配りが、同期会成否の鍵を握ると信じている。
ついつい幹事団に無理な注文も出してしまう。

さらに翌日は、久しぶりにふるさとの土を踏む人の観光案内が組まれる。
前日・当日・翌日…3日間、同期会一色に染まる。

そして1週間もすれば、集合写真を含めたスナップなどのアルバム作りに全員集合、そして発送。
やっと一段落。幹事の一人一人と固い握手を交わし頭を下げる。無罪放免。

「…よかったよ…」などの葉書でも届くと、気だるさなんか吹っ飛んで気持ちに生気がよみがえる。この感動を分かち合いたくて・この感動に夢を託して、幹事のみんなに無理を言ったし、自らの尻も叩いたのだろうな~~

      ( 写真: ほぼ出来上がったネームプレート・レジメなど )
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

横幅を広げる

一行の文字数を増やしたい