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♪♪ ほんの小さな出来事に
愛は傷ついて 君は部屋をとびだした
真冬の空の下に~~~ ♪
きら星の如く出され、歌い継がれているフォークソングの中で、頭にこびりついている数少ない曲の一曲である。
サボテンの花。
多く水遣りをしなくても滅多に枯れることはない。抑えれば果汁があふれそうな分厚い葉。
人を寄せ付けない鋭いトゲ。
それでも時期が来れば、燃えるような赤、清楚な純白、色とりどりの花を咲かせる。
見事である。
どう考えても、これほど見事な花の咲くサボテンから、このような寂しく暗い感じの歌詞が編まれるのが不思議なくらいである。
が、サボテンの花を育てる背景に、若い二人の愛の破局が訪れたとすれば、なんとなく合点がいく。
ところでこのサボテンの花、意外に手がかかっているのだ。
ということは、私の作品ではないことがお分かり頂けるだろう。つまりお隣のご主人がコツコツ手を入れて咲かせられた見事な花である。
お隣には犬も飼ってある。我が家にやってくる電気検針員さんにも火がつくほど吠えてくれる。
夜中などは、この犬が吠えるとこちらも目が覚めて一瞬緊張する。そのくらいにお隣の恩恵を受けている。
従って、犬のいない我が家でもドッグフードは切らしたことがない。
サボテンの美しさを愛で、犬の可愛さ・大切さなど語らいながら、声を掛け合えるお隣さん。
有り難い、心強い存在である。