暦を追っていくと、OOの日・**の日というのが結構ある。
結構あるというかほとんど毎日のように、何かの日と銘打たれているようだ。
毎年7月1日は「心の日」と決められているという。数日前初めて知った。
あらかじめお誘いを受けていたので、大雨の中、日本精神科看護技術協会山口県支部主催「心の日」イベントに顔を出した。
精神保健法制定と同時に心の日が制定され、心の健康の在り方、精神障害に対する理解等を幅広く考えていこう、と精神科の看護士さんが中心に活動する団体のようである。
肩が痛い・腰が痛い・胃が悪い・歯が痛いなど自覚症状のはっきりした事柄は、その専門医に走り込めば取り敢えず対処してもらえるし、楽になる場合が多い。
ところが、心が病むことにはなかなか気付きにくいし、自覚症状を捉えるのに時間がかかる。
その分、気付いた頃にはかなりの重症ケースが多いという。
あの明朗快活なはずのスポーツ選手の中で、心の病が指摘されるケースが多いという意外な事実には、正直驚いた。
監督・コーチと名の付く人が、選手本人より「勝つこと」「名誉を守ること」だけに集中して、「やらせすぎ」がエスカレートする。選手は燃え尽き症候群に陥る。
つまり、遊び心も余裕も不足して、誰のためにやっているのか分からなくなることで、心的障害を持つに至る、という話だ。
スポーツに限らず、何事にも共通する危険性を見た思いがする。
それでなくとも、肉体的には避けられない経年劣化がある。
せめて気持ちの持ち様だけでも、健康を維持して行きたいものである。
結構あるというかほとんど毎日のように、何かの日と銘打たれているようだ。
毎年7月1日は「心の日」と決められているという。数日前初めて知った。
あらかじめお誘いを受けていたので、大雨の中、日本精神科看護技術協会山口県支部主催「心の日」イベントに顔を出した。
精神保健法制定と同時に心の日が制定され、心の健康の在り方、精神障害に対する理解等を幅広く考えていこう、と精神科の看護士さんが中心に活動する団体のようである。
肩が痛い・腰が痛い・胃が悪い・歯が痛いなど自覚症状のはっきりした事柄は、その専門医に走り込めば取り敢えず対処してもらえるし、楽になる場合が多い。
ところが、心が病むことにはなかなか気付きにくいし、自覚症状を捉えるのに時間がかかる。
その分、気付いた頃にはかなりの重症ケースが多いという。
あの明朗快活なはずのスポーツ選手の中で、心の病が指摘されるケースが多いという意外な事実には、正直驚いた。
監督・コーチと名の付く人が、選手本人より「勝つこと」「名誉を守ること」だけに集中して、「やらせすぎ」がエスカレートする。選手は燃え尽き症候群に陥る。
つまり、遊び心も余裕も不足して、誰のためにやっているのか分からなくなることで、心的障害を持つに至る、という話だ。
スポーツに限らず、何事にも共通する危険性を見た思いがする。
それでなくとも、肉体的には避けられない経年劣化がある。
せめて気持ちの持ち様だけでも、健康を維持して行きたいものである。