「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「自治会清掃」

2011年06月05日 | つれづれ噺

             

年に一度の自治会恒例行事「清掃の日」
朝8時には作業服姿や寝起きのトレーナーまがいの服装など、思い思いに三々五々集まってくる。各自の家の前にある側溝のどぶさらい。
団地入り口付近の国道草取り。自治会館建設用地の草刈など、ほとんど各戸から誰かが出てくる。年に一度の自治会顔合わせ的な側面もある。

団地にある唯一の街区公園の草取りや清掃も含まれる。
山のすぐ下にある公園なので、草など茂らせると、思わぬ長ヒョロいちん入者や、訳の分からぬ虫たちも寄ってくる。
それらから子ども達を守るためにはつい力が入るというもの。

元々は子供会の保護者が受け持っていた公園清掃。その代償として年間数万円の子供会補助費が自治会から支給されていた。
数年前から少子化の煽りで、この団地でさえ子供会活動が出来なくなり、公園清掃も自治会に返上されてきた。
従って各班持ち回りで月1回公園清掃している。これが意外といっては失礼だが、行き届いた清掃が行われており、安心して孫達を遊ばせられる。

かつては登校班が出来て、整列出発するまでは黄色い声が団地内に響き渡ったものだが、団地が出来て17年もしたらもう子供会さえ出来ないという少子化。それに伴って高齢化は急進行。自治会館建設用地は確保されているものの、いまだ建設のケの字もないまま、毎年草ボウボウになっては草刈を繰り返す始末。
そのうち、自治会清掃も公園清掃も、市役所に頼らなければならない日が来るのであろう。他人事でないだけにヤだね~~。

   ( 団地公園の水道蛇口が魅力の悠雅君 )

コメント (10)
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