見事に咲き乱れる、南天の花
我が家の敷地、北東の角に植えた南天の木。
見事に大きくなって、毎年お正月には真っ赤な実をたわわに着ける。
ヒヨの格好の餌になって、あっちこっちに新たな芽を出させる。
陰陽道では、鬼が出入りする方角を鬼門と呼んでいる。その方角が、家や敷地などで北東に当たることを言う。そのような鬼門をなんとか何事もなく過ごしたい。難なく穏やかに過ごしたい。難を転じる願いを込めて南天の木を植える。
梅雨の合間の真夏日に映えて、少し黄色みを帯びた白い花が今、盛りである。
プロ野球は今日から、交流戦後の同一リーグの戦いが始まった。
その間4日間のお休みがあった。カープが野球をしないこの4日間の気持ちが穏やかなことといったら、たとえようもないほど安穏な気分で過ごせた。
それほど必死に応援しているわけでもないと思うのに、無様な負け方だけはえらく頭にくる。腹たつのり。新聞さえろくに見たくない。
なんだかんだ言ってもやはり可愛いのかね~。
たった4日の安穏を終え、今日からまた肝を焼かす。
マツダスタジアムのセンターバックスクリーンあたりに、大きな南天の木を20本ばかり植えてみりゃいい。交流戦の12球団中最下位の難を転じられるのかどうか。
昔の人の知恵で、南天には防腐効果があることから、食べ物などを差し上げて帰ってくる容器に、南天の葉が載せられていたのを思い出す。
もう一つ推測を言わせて頂くなら、南天の葉は微量ではあるがシアン化水素という毒を持っている。頂き物をして容器を返すのに何も添えられなくて、もらいっぱなしで気の毒ですねー。つまり木の毒、即ち南天の葉を添えることで気の毒を洒落で表したのではないか・・・。
カープも負けてばかりではファンに対して気の毒(木の毒)と思って、南天を植えてみては如何だろう。