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「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「ホタル」

2011年06月16日 | 季節の移ろい・出来事

       
             宵闇迫る草むらに、高級カメラの放列。

今年のラストチャンスかも・・・と思ってホタルの乱舞を見に行った。
5月下旬~6月中旬が見ごろとのふれ込み。ちなみにホタル祭りは6月11日であった。
一つの全体がホタル育成に向けた生活体系が出来上がっているのだという。

明日の予報は雨。行くのなら今日しかない・・・と、昨日夕方6時出発。
クルマで1時間10分走った、錦帯橋の架かる錦川上流の山の中。岩国市錦町府谷というところ。 これまで何度も話には聞いていた。「是非一度は・・・」と勧められてもいた。

まだ周囲も明るいうちに到着。先客が10組くらい。みなさん地元の方かと思うほど、長靴履いて重装備。それもそのはず、足元はマムシが出てもおかしくない草むら。
よく見るとわざわざ、ホタルの乱舞を撮影に来た、カメラ愛好家ご一行様。三脚だけでも随分値打ちがありそう。その上にセットされたカメラは言うに及ばず高級品とみた。

気軽に安っぽいデジカメ提げていったこの身は、恥ずかしくて、日が暮れるまではカメラをクルマに残したまま。でも思い直して、このカメラの放列を記念に残そうと思って撮っておいた。これがよかった。ホタル見物の雰囲気は充分味わえる。

というのが、悲しいかな素人の浅はかさ。手持ちの最高級品と三脚持っていけばいいものを「デジカメで撮れるだろう」などと甘い考えで乗り込んだ。後の祭り。
結果は、何枚シャッター切ったか知らないが、デジカメにはホタルのホの字も残っちゃいない。残ったのは高級カメラの放列と長靴姿のカメラマンだけ。

7時51分から一匹また一匹と飛び始めた。15分もすると、を流れる小さな川にまさしく天の川ほどのホタルの乱舞。
カメラにこそ納め損なったが、その美しさはこの目に焼きつけた。今年は写真が撮れなかった分、来年へまた夢が広がった。これは負け惜しみではない・・・?

コメント (6)
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