「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「なんじゃろう」

2011年06月20日 | つれづれ噺

 乾くと開く
 濡れるとしぼむ

   本物の「おがたま」の実がとれた皮               巫女の持つ鈴

これはいったいなんじゃろう??
孫兄ちゃんが近くの山で見つけてきた。開いた状態で持って帰ったが、水に濡らすと固くしぼむ。2・3日日に当てるとまたきれいに開く。
一見、小さな松かさが幾つも連なった形である。これほどちっちゃな松かさも珍しい。

以前、お友だちから「招霊(おがたま)」という木があるのを教わった。
御神玉・招霊の木と書き、おがたま(招ぎたま)からおがたまに転じたと言われている。
春に非常に甘い良い香りの白く可憐な花を咲かせ、赤い実が生る。
秋に赤い集合果がすべて落ちた後のものが、巫女が手に持ってシャンシャン鳴らす鈴に似ている。鈴を振って舞う巫女神楽、その神楽鈴の原型になったものだそうな。

「おがたま」ではなく、明らかに松かさの集合体なのだが、なんかしら巫女が振りながら舞う神楽の鈴に似た感じがして、ついつい惹かれる。

何のことはない普通の松かさの変形よ・・・というならそれでいい。
もしも、こりゃぁあれよ、あれ・あれ・・・という博識御仁がおられたら、ご教授願いたい。
どうしてもダメだということになれば、孫と共に科学センターを訪れるとしよう。

最も近道が科学センターであることは百も承知。ただ、尋常でない松かさ集合体に出会ったし、おがたまという神秘を秘めた木の実にも似ているので、単に科学的な解明だけではない、何か謎めいた物語が隠されているのではないか・・・などと勘ぐってみたくなる。
それを知ったら、じいちゃんの手柄のように、孫達に聞かせてやりたいものだ。             

コメント (2)
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