「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「続、黄落」

2011年12月06日 | つれづれ噺

小生作品

ネット作品

1年前、「黄落」という言葉を知ったことをアップした。
木の葉または果実が黄ばんで落ちることを言うのであった。
その時にそれらしい写真を探していたら、見事な黄色のじゅうたんを見つけた。

さてどこだろう、突き詰めもしないまま1年が過ぎた。
今年、その場所と似通った銀杏並木、敷き詰められた黄色いじゅうたんに出合った。
二条城内堀と外堀の間にある、清流園と緑の園あたりの散策路で見つけた光景である。

全く予備知識もなく偶然通りかかった景色なのに、何故か心ひかれる。よく見ると遠い記憶の中に同じ光景が浮かぶ。「そうだ!あれだ!!」思わずシャッターを。
わずかな角度を変えてみれば間違いなく同じところに見える。文字通り「黄落」。

ということは、ただぼんやり眺めただけではなく、いいものはいい、素敵なものを素敵な感覚で捉える感性は健在だということになるのかな・・・ちょっとだけエッヘン!!
ただ時期的なずれがあって、黄色一色と、黄色の上に適度な赤いモミジを散りばめた色合いの差はみられる。が、どっちもどっちも見事であることに変わりはない。
こんな心洗われる光景に直接立ち会えたことだけでも、大きな大きな得をした気分にさせられる。

そんなことこんなことがいっぱい詰まった修学旅行をたどる旅。
行く先々で出会った一つひとつの景色や木々が、気持ちの奥に沁み込んでいる。

コメント (8)
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