色づいた万両。右は必死に伸びるイトスイセン
暦が大雪に入ったとたんに、早くも真冬が来たような凍える寒さ。
ひょっとしたら暖冬か、などという期待を見事に裏切っている。寒い、実に寒い毎日。
それでも、白いサザンカは咲き乱れ、紅サザンカもツボミを大きく膨らませている。
庭の万両が3年ぶりに見事な実を付け色づいてきた。
水不足で弱ったところへ虫が付いて、あわや瀕死というめに遭わせてしまった。
消毒・水遣り・肥やし少々。手厚い看護でようやく元気回復。2年間は真っ赤な実を楽しむどころか、木そのものが枯れそうであった。助けたのである。
こぼれるほどの赤い実を付けて復活を遂げた。気持ちが弾む真っ赤な万両。
勝手な話ながら、この我が家の万両に景気の先行きを占ったことがある。
どのように期待しても、上向く元気を見せなかった。それどころか、昨年一昨年と枯れかけていた。この冬の総選挙に向けて一気に回復、元気旺盛に実を付けている。
ひょっとしたら、景気回復の前兆を示してくれているのだろうか。
ということは、国内景気も、外交安全保障も好転の兆しありということか。
東証平均株価1万円台。1ドル85円。せめてこの水準にもどらないかな~。
ヨーロッパの信用不安、アジアの足踏み景気、アメリカの低迷・・・。
どっちを見ても株価上昇・円安傾向など期待薄ではあるが、せめてお正月に向けて、マイナス分を少しでも取り戻す景気回復を望みたいものである。
赤いダイヤと呼ばれる山形地方のサクランボをちょっと小振りにしたような、ツヤツヤの真っ赤な万両の実。なんとかその赤で景気回復をもたらしてよ。
何の根拠があるわけではないが、苦しいときのなんとやら。
万両頼み。柏手シャンシャン!!