今年も出来た!孫の歓声が聞かれた!「じいちゃん、上手ね」と褒められた!!
4月の下旬、大玉・小玉2本ずつ、計4本を買ってきて植えたスイカの苗。5月の程よい雨と日差しに恵まれて順調に成長していった。
もちろん、去年おとどしの反省も踏まえ、畑作りも怠らなかった。時期を得た肥やしもやった。
そればかりではない。今年は苗も大当たりだったのであろう。運よく言い苗に当たり、いい天候に恵まれたお蔭である。
それと、期待通りの成長を見せるので、気分を良くして畑に出る回数も多くなる。
主の足音を聞いて、スイカの方も気を遣って例年以上に頑張ってくれたのかもしれない。思いのほかの出来栄えである。
大小合わせて15個はゴロゴロしている。そのうちの一番生りを、孫三男の悠雅君にせがまれて「3日ばかり早いな・・・」と思いながらもチョッキン。
期待通りと言いたいところだが、過去の栄光には届かなかった。それでも4.6kgは、年長の悠雅君が抱きかかえる大きさではあった。
「スイカ割りしたい」という彼を抑え、「スイカ割りは今度みんなが集まった時に」ということで先ずは包丁を入れる。
植えてからツルを伸ばす時期の天候には恵まれた。ただ、そろそろ収穫というこの時期になって日照りの量が極端に少なくなった。
天然ものの地植え果実にとって、収穫期の日照不足は甘みに影響する。しかも皮が厚くなる。
案の定真っ赤に熟れてはいるが皮がうらく厚い。 さてお味は?
正直『ウマイッ!』 真っ赤な色に合わせて、シャリシャリ感は十分、甘みも十分。悠雅君の頬張る姿が絵になる。
自分のお腹がいっぱいになると「お母さんのを取っといてね」と言う。仕事を終えて迎えに来る母親に、誰よりも先に食べさせたいのだろう。
たまに食べさせるオヤツのポテトチップスでさえ、大きなまん丸いチップスは「これはかあさんの」といって3枚は必ず残しておく。
「じいちゃんも欲しいな」というと「これはダメッ、こっちをあげる」と、ちっちゃなかけらをくれる。
彼にとってのお母さんは絶対的存在である。 長男・次男には見られなかった一面を見せる。
老体にムチ打って野球の相手をしたり、スイカを作るジジや、色んなものを食べさせてもらうババは、二の次三の次。
これほどの三枚目の憂き目に合わせるのは悠雅君くらいなものである。、
毎年のことながら、スイカを育てるのに費やす気遣いや手間ひまは、子育てと共通点があるなーと思う。そして孫が母親に対する思いを素直に見せる側面もなんかしらほっこりさせられる。草取り大変。耕作大変。汗ダラダラ。それでも、畑の収穫、畑から教わるものの大きさには勝てん。
やっぱり来年もスイカ植えるぞ~~