「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「明日はお立ちか」

2015年07月16日 | 季節の移ろい・出来事

                   

4月の半ばから姿を見せ始めてツバメ君たち。
先ずは毎年お世話になっている家の、使い古された巣に宿をとるようだ。
2・3日、安全と居心地を確認して、大丈夫と判断すればそんまま、その巣の修復に精を出し、今年の子育て準備に入る。

わが家にも一昨年作りかけた古い巣が一か所残されている。
今年も夫婦らしき2羽がやってきて、しばらく「グジュグジュ、ジュジュジュ」などと何やら相談している様子だった。
オヤッ、奇特な夫婦がいて我が家に巣を架けるのか、と一瞬ときめいたが、なんのことはない、そのままほったらかされ、空っぽのまま。
山の神と主の、フン騒動が気がかりなのか、巣を架けてはくれなかった。従って、期待した彼らの懸命な子育て事情を観察することもできなかった。

近くに住む孫の家では玄関の上に、ここ数年必ず巣を架けて子育てをする様子が窺える。
まさに出るたび入るたびに目に止まるツバメのひなの成長ぶり。
3日前に立ち寄ったときには、今年のひなが大きく成長し、今にも飛び立ちそうな勢いで、親の帰りを待っている4つ子の姿が見えた。

こんな小さな巣によくもまあ落っこちないように、4兄弟が育ったものだと思うくらいに狭い家。
でもこれがホンとの「せまいながら 楽しいわが家~」なのだと思う。
わが家に巣を架けない彼らに愚痴の一つもこぼしながら、「明日はお立ちか お名残惜しや・・・」演歌の一節を贈りながらパチリ。
こうして無事に巣立った彼らが、たっぷり栄養補給して8月も終わるころ、飛び立ち海を越え、大人に成長して、また帰ってくるのだろう。

ピチピチ ギャッギャッ、競ってエサを求めた兄弟4人。まだ少しクチバシの黄色いが残る初々しさ。
それは、家主たる孫三兄弟の初々しさにつながって、「元気に戻ってこいよ」と「声をかけたくなる。

いよいよ明日から夏休み。じいちゃん学校の予約が入ってはいるものの、はてさてどんな夏休みになるのやら。
何はともあれ、元気な彼らが付き合ってくれるとなれば、あっちこっち出かけて、いっぱいの汗を流すダイエットに協力願おうかな。

コメント (4)
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