「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「春隣」

2018年02月03日 | 季節の移ろい・出来事

           

如月と思ったら早くも3日、節分を迎えた。明日は立春。着実に春は近づいている。
寒い寒いと家の中に縮こまって、畑に出る勇気がなかなか湧いてこない。これじゃいけん。野菜の植え付けは待ってはくれない。
意を決して先ずは、畑作りの肥しを買い込んで来た。鶏ふん10袋、150kg。牛ふん5袋、200リットル。

元肥としてしっかり土と混ぜて馴染ませる。春ジャガ植え付け前の大切な作業である。
間もなく植え付け時期を迎える春ジャガに大量の肥料の一部分を。後の肥料は、トマト・キューリ・スイカ・ピーマンなど、夏用の果物や野菜の畑作りに、これから時間をかけてボチボチ。

今日はわずか2時間の作業なのに、寒さゆえの運動不足などもあって、結構お腰に来てござる。どうしようもないねー。
それなのに、気持ちだけはやる気満々。ホームセンターの軽トラックを借りてまで、わざわざ一度にこれほどの量を買ったのである。
何故なら、目の前に大量の肥料を積んでおけば「畑仕事しなっくっちゃね~」などと、肥料の山に背中を押されるのである。そういったプレッシャーを自らに課す何かを形にしておかないと、すぐに安きに走る。気が付いたら植え付け時期を逸しているという悪循環である。

やがて実りの時を胸に描いて、少しずつ積み上げてきた努力も、ある日突然の大雨や大風、また予測もしない冷たさに当たって、せっかく積み上げられつつあったものが、一瞬にして無駄になってしまう危険も含んでいる。それでも、出来ればそんなアクシデントに見舞われないよう、祈る思いでまた同じ努力をする。それが、生き物を育てることの難しさなのだろう。思い通りにはいかないことの方が多いのが、今の世の中というものか。

兎に角、今日のところは、春ジャガ用の畑をしっかりこしらえた。ひょっとしたらまた、昨年秋のような、人形のようなジャンボジャガイモが生まれるかもしれない。植え付け間近、春隣。

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