「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「寒アヤメの咲く頃」

2021年02月07日 | 季節の移ろい・出来事

  

庭の片隅に陣取っている寒アヤメの花が、今年も見事に咲き始めた。
この清楚な薄紫が目を射るようになると、寒さの愚痴も少しずつ減ってくるような。そんな季節の先取りを感じさせる花ではある。あまり手を入れるわけでもないのに、頑張って、その名の通り大寒の真っ最中に咲き始める。我が家に春を呼ぶ花でもある。    

    咲く場所も季も選ばずや寒あやめ    作者知らず

    寒あやめ弱音を吐かぬ母なりき     作者知らず 

昨年1月に始まったNHK大河ドラマ「麒麟が来る」。コロナによる撮影中止というアクシデントを乗り越えて、ほぼ予定通りの筋書きを放映出来た模様で、今宵完結した。世に言う三日天下の明智光秀の生涯を描いたもので、主君を討った謀反人のレッテルを貼られることが多い戦国武将の一人である。今回のドラマでは、飽くまでも光秀が主役でありヒーローなのだから、信長も秀吉もどうかすると仇役に扱われるのも致し方のないところ。

ただ、個人的には、あの信長がもう少し長く生きていたら、どんな世の中になっていただろう、というロマンを思ってしまう。そして今一人、もっともっと長生きして欲しかったな、たら・ればではあるが、あの坂本龍馬がもう少し長く生きていたら、どんな世の中になっていただろうか。天下を分けた戊辰戦争も西南戦争も避けられたのではないか、などと遠い歴史を思ってしまう。

取り敢えず一つのドラマが終わった。次なる大河にまた少しの期待をしつつ、明智光秀、お疲れさん。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

横幅を広げる

一行の文字数を増やしたい