「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「もたつく五輪」

2021年02月11日 | ニュース・世相

              
東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の会長職を7年も務めてきて、本番を目前にした今この時期に自ら会長職を辞任しなければならなくなったお人がいる。コロナ禍で、このまますんなり開催されるのかどうか心配もされている東京五輪・パラリンピックではあるが、なんかしらケチの付いたつまずきだらけの感じがつきまとう。

つまずきの最たるものがコロナ禍である。何事もなくすんなり行っていればとっくに終わっているものを。1年伸びたことで、招致委員会の賄賂疑惑が出てきたり、延期による莫大な経費負担増額があったり。ポロッと出てきた失言によって、世界に対する日本の品格まで下げるという大袈裟な騒動に発展した。
こんなことで結局オリンピックそのものが、これまでに感じたことがないほどつまらないものに思えてくるのは何でじゃろう。
選手諸君の汗と涙と血のにじむ努力にどのように応えて上げるたらいいのだろう。

失言とは「言ってはいけないことを、不注意で言ってしまうこと。言いあやまり」とある。「女性が多いと会議が長くなる」これが、つまり言ってはいけないことを、不注意で言ってしまった。そのことによって、日本人全体が女性差別意識を持っている、と世界から評価されるとはねー。

これ以上は「言わぬが花」ということに。
そして、どんな些細なことも、自分の立ち位置を考え、相手に不快な思いをさせる発言をしてはならないことを改めて肝に銘じた。そんな思いにさせるここ数日の世間の動きであったような。

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