ようやく初咲きの花を見せた寒アヤメ。例年の一カ月遅れ。
春まだ浅き2月初め、我が家に春の予兆を知らせてくれる季節の花寒アヤメ。今年は何を間違えたか一向に咲かず、今日やっと最初の花弁を見せた。例年より約1ヶ月遅れの初咲きである。
正直なところ「今年は咲かないんじゃないの?」「なんでじゃろう、何か良からぬことの前兆か?」などと心配した。
他に花らしい花もない厳寒の中で「涼やかに凛と咲く」そんな言葉がよく似合う花。今日か明日か、いつまでたっても咲かないのは実に寂しいものだった。
例年は先ず一輪がご機嫌伺いの如く咲いてみせる。しばらくするとあちこちいっぱい咲き乱れる。寒さに凍える朝でも、今日は何本咲きそうかわざわざ見に出てしまう。そんな魅力を秘めていた。それが今年の場合、出遅れの詫びのしるしか、珍しく一気に2本が咲いている。よかった!この季節にこの花を見ないのはなんとも寂しいことだ。やはり何事も普段通りがいい。何か変わったことに出会うとつい自責の念に駆られる。そして未だ癒えぬ肩の故障に連なって碌なことを考えない。
今日をもって、お隣広島県に出されていた新型コロナまん延防止重点措置が解除されることになった。ということは、病院から出されていた「外来リハビリ診療見直し措置」が解除されて、計画通り週2回のリハビリが復活することになるのだろうか。「休診中はご自身で計画的にリハビリ」を行って下さいと言われてもね~。動かせば痛いのだから、無理をしてまで伸ばしたり後ろに回したりは出来ない。そこはやはりプロフェッショナルに頼りお任せするしかない。いくら自身で頑張っても限界がある。
それでなくても元通りの動きを取り戻すのに半年はかかる。と言われて受けた手術なのだから、リハビリは大切な回復への道筋である。自分なりにあれこれ試してはいるが、間違えると大変なことになる。早くリハビリ再開を待ちたい。寒アヤメも咲いたし、いい方向に流れてくれると有り難いのだが・・・。