
幼稚園年長の孫が一人でお泊まりしたいと言う。学校や幼稚園以外の生活では、兄ちゃんがいなければ夜も日も明けない次男坊が、勇気を振り絞って一人お泊まりに挑戦したのが3ヶ月前。その時は翌朝、早く家に帰りたくて仕方がなかった。
今回は、自ら言い出した一人お泊まり。3ヶ月前の経験がそうさせるのか、万事落ち着いた様子。要領も心得たもので、眠りたくなるまで下で散々遊び、眠気を催したらさっさと二階へ。横になったと思ったらもう寝息。
朝ご飯を食べたら散歩に出る。一人だと、長柄の網も要らなければ虫かごもいらない。どうかすると手をつないでゆっくり散策。例のタニシの卵が並ぶハス田のあぜ道。「じいちゃん、タニシの親子が抱っこしてる」と言う。よく見ると、田んぼの浅い水の中でタニシが交尾している。交尾の説明も面倒なのでさらっと通り過ぎる。この後タニシは更に新しい卵を産み付けるのだろう。
次は草むらに巣をかける女郎蜘蛛を指さし「じょうろうぐもはね、えいごでコガネグモって言うんよ」と教えてくれる。ちょっと違うけどなー、まあいいか、もうちょっと大きくなって説明しよう。
他にもあれこれ「じいちゃん…じいちゃん…」と彼独特の解釈の説明を受ける。
兄弟を連れる夕方の散歩とは全く異なる楽しさをくれる。最後に帰りがけの森のそばで栗の木を見つけて「栗とウニは同じなんよ…」と言う。「栗もねウニもね、トゲトゲの中から出てくるんよ」と。
ただただ「かー君は何でもよく知ってるねー」と言うだけ。
得意そうな一人お泊まりの翌朝散歩。頭の中が空っぽになり、新たなファイトが湧いてくる元気をもらった気がする。
( 写真:タニシの交尾 白い部分は、太陽光線 )
今回は、自ら言い出した一人お泊まり。3ヶ月前の経験がそうさせるのか、万事落ち着いた様子。要領も心得たもので、眠りたくなるまで下で散々遊び、眠気を催したらさっさと二階へ。横になったと思ったらもう寝息。
朝ご飯を食べたら散歩に出る。一人だと、長柄の網も要らなければ虫かごもいらない。どうかすると手をつないでゆっくり散策。例のタニシの卵が並ぶハス田のあぜ道。「じいちゃん、タニシの親子が抱っこしてる」と言う。よく見ると、田んぼの浅い水の中でタニシが交尾している。交尾の説明も面倒なのでさらっと通り過ぎる。この後タニシは更に新しい卵を産み付けるのだろう。
次は草むらに巣をかける女郎蜘蛛を指さし「じょうろうぐもはね、えいごでコガネグモって言うんよ」と教えてくれる。ちょっと違うけどなー、まあいいか、もうちょっと大きくなって説明しよう。
他にもあれこれ「じいちゃん…じいちゃん…」と彼独特の解釈の説明を受ける。
兄弟を連れる夕方の散歩とは全く異なる楽しさをくれる。最後に帰りがけの森のそばで栗の木を見つけて「栗とウニは同じなんよ…」と言う。「栗もねウニもね、トゲトゲの中から出てくるんよ」と。
ただただ「かー君は何でもよく知ってるねー」と言うだけ。
得意そうな一人お泊まりの翌朝散歩。頭の中が空っぽになり、新たなファイトが湧いてくる元気をもらった気がする。
( 写真:タニシの交尾 白い部分は、太陽光線 )
ちょっと面喰う言葉も飛び出すかー君と、「お手てつないで」は、楽しい一日の始まりだったことと感じます。
「何でもよく知ってるねー」
心中、大得意だったに違いないですね。兄ちゃんもいない二人での散歩は彼自身を大きくさせますよ、きっと。
じょろうぐもを英語でコガネグモということ、知りませんでした!
兄ちゃんは、口より行動が先で、全てに目配りが行き届き、黙って走り出します。かー君が追っかけます。
二人が一緒になると、こんな流暢ではありません。闘争心丸出し。じいちゃんも大声になります。
申し訳ありません。じょろうぐもを英語でコガネグモというのは、かー君特有の聞きかじり発言です。地域によって、女郎蜘蛛を黄金蜘蛛と呼んでいます。
大変失礼を申し上げました。笑って納めて下さい。
かー君が、「英語で」と、きっと何でも知っているように平然と言う様子がをおかしくて、です。
と、こんなこと書いているのを、またまた逆に笑われたらどうしましょう。
週のうちの大半を、孫の面倒をみると思いながら、大笑いで楽しませてもらっているんですよ。