テレビ画面を見るたびに、神業に近い技術と演技を楽しませてくれるフィギアスケート。
カナダで行われるグランプリファイナル出場をかけた、NHK杯が行われた。
女子は、ショートプログラムをダントツで制した鈴木明子が優勝した。フリーで最高点を出した浅田真央は惜しくも僅差で2位に甘んじた。
トリノオリンピック金メダルの荒川静香に次ぐのはこの人しかいない、と応援する浅田真央が2位だったのは残念だが、彼女を上回る成績を残した鈴木明子も大したものである。
ところが今朝の毎日新聞は、ご覧の通りの見出し。
優勝した、しかも初めて頂点に立った鈴木の名前は小さな活字。2位の浅田真央は鈴木の2倍もある大きな活字が目を引き付ける。しかも大きな写真は、鈴木ではなく浅田である。
全国ネットの毎日新聞が、これほど扱いの違いを見せるのは何なのだろう。
yattaro-自身は、華が備わっていて文字通り舞うがごとき優雅な演技、しなやかなスタイル。いずれをとってもナンバーワンと応援する浅田真央ファンだからまあ許せるが、鈴木ファンからみれば抗議の一つもしてみたくなるような扱いの差を感じる。
毎日新聞のスポーツ記者も、同じように真央ファンだったのだろうか。でもそれは許しがたい。新聞の使命を今更ここで説くまでもない。
中国新聞がカープ一辺倒、読売新聞が巨人一辺倒、毎日新聞がソフトバンク一辺倒。これはご当地直結の購読者拡販という営業方針が絡んでのこと、ある程度致し方ない。
NHKフィギアスケート大会は、プロ野球と異なるアマチュアの世界を目指す大会である。報道の在り方に配慮が欲しいな~。
政治や震災の報道なども、これに似たような観察眼に差があるとすれば、新聞をいくつも購読しなければならなくなる。そんな経済的余裕もないし・・・。あ~困った。
似たような報道はいろいろあるもので、その基準なんてあるのかな、勘繰りたくなります。
最近では慣れましたが…。
真央ファンに迎合するか報道陣も
妖精は報道陣をもうばったか
地元の高校が出た日に、勝利したにもかかわらず、
相手校ばかりの映像でガッカリしたことがあります。
やはり女性は華やかさと優雅さが求められるのかな・・・。
努力して努力して勝ち取った栄冠を、それらしく報道してやらないとねー。
やっぱりひいき目でしょうか。
妖精のような優雅さは、記事を書く男性の心をも奪うのでしょうか。
真央ちゃんを乗り越えるために、どれだけの練習をしてきたのか。
そんな鈴木明子がちょっと可哀そうですよね。
私も、毎日新聞さんよ!
これでいいの? って思いました。
美人は得だなぁと、ひがみながら…。
鹿児島版でも、納得のいかない記事があって、少々ご機嫌斜めです。
他紙はどんな扱いだったんでしょうか。
真央ちゃんはすごく人気があるんですよ。その人気度の合わせたんでしょうね。
この前も2位になった織田信成より3位になった羽生結弦の方が大きかったような・・・