「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「メジャー昇格」

2010年05月29日 | つれづれ噺
この4ヶ月、窓の向こうでしっかり楽しませてくれたアオサギ君たち。
いよいよメジャーに昇格、多くの人の注目を浴びる運びと相成った。
大手地方紙が、リポートとして取り上げ、マイニュースとして本紙に掲載しよう、ということになった。
      
       (親鳥が餌を持って帰る。色めき立つ巣の中)

そうなると、カメラを向ける側も力が入る。
三脚立てて手ぶれ防止。望遠レンズは四六時中、最も姿がよく見える巣を捉えている。
巣は、昨年に引き続き使っているのが1カ所。新たに3カ所、計4カ所もある。
中でも、今年一番最初に新しく作った巣は、実に観察しやすい場所で、かなり鮮明な姿を見せてくれる。
      
        (口移しの餌をねだるヒナ)

3月の中頃には卵を抱いた様子だった。4月中頃にはヒナがかえた様子だった。
それから1ヶ月余。よく見ると3羽のヒナが確実に育っている。片方の親は巣に付きっきり。片方の親が狩りに出ては帰りまた出ていき、しばらくしてまた帰ってくる。
そのたんびに巣の中は大騒ぎとなる。潮の干満によって、狩りの時間も異なる。
      
         (また狩りに飛び立つ親)

あの大雨にひたすら耐え、大揺れに揺れる風にも耐え、巣から落ちそうになるのを、親が支えていたときもあったような。
他の巣からはまだヒナらしい姿もなければ、幼い鳴き声も聞こえない。
が、間違いなく子育ては順調に進んでいるに違いない。親の巣への出入りが激しい。
こうして、まだしばらく懸命の子育てが続くのである。人間様に見習わせたい命の営み。
     
    (同じような格好で見送るヒナたち。一番大きいのが巣を守る親鳥)

さて問題は、新聞にはたった一枚しか写真は載せてくれない。さてどれを選ぼうか。
いずれ劣らぬ力作揃い??かな・・・?。

今年は一体、全部の巣から何羽のヒナが飛び立つのだろう。
そして来年、全部がこの雑木林に戻ってきたら、一大コロニーが出来るのかも。
こりゃーまた楽しみが増えそうだ。

    ( 写真はいずれも 2010.5.27 撮影 )
コメント (17)
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