畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

カラスに内緒の落花生採り

2015-10-04 04:36:06 | 野菜

 昨日は「農天市場」営業の合間を縫って落花生の収穫。
カラスに見つかると、残った落花生が食べられてしまうので周囲に居ないか見回して。



 抜いて、まとめ軽トラに積み込む。一粒でも落ちていないかと後を確認。
なにせ落花生は胡桃と並んで、グルメなカラスの大好物で見つかったら集団で襲われますからね。



 落花生の種類は、在来種の薄皮が赤い小粒な品種。
二番目の姉から貰った種だったけれども、その姉も誰から貰ったかは忘れたと言います。



 さて、枝や根からもぎ取った後の処理には力強い味方が登場。
簡易洗濯機ですよ。上のバケツ部分が持ち上げると外れる優れもの。



 タイマーをセットし15分間ほど洗い続けます。
右回り、左回りと回転を変えながらガラガラと洗うのです。



 洗いあげたら、視力を頼りに選別。
視力を頼りって、そんな難しいものでは無く、小さくて皮の模様がはっきりしないものは除去。

 でもね、この皮の模様がはっきりしない未熟果もこれはこれで美味しい。
塩茹でにして枝豆と同じように「茹で落花生」で食べるのですよ。

 「農天市場」の前でもぎ取りを始めた時に、可愛い女の子を伴った若い男性のお客さんがみえた。
「あー、良かったー、親に探してって頼まれていたんですよ」と言われます。

 「それでは、もぎ取って洗い、準備しておきますね」と告げると、一旦立ち去り午後に再訪された。
生の落花生を所望された親御さんは、なんと県外関西に御在住なのだとか。

 それを聞いて「それじゃ、他の物も一緒に送ったら」なんてスベルべママはさつま芋などをプレゼント。
なんだか、他人の親孝行を手助けしたような気分のスベルべ夫婦なのでした。
コメント (8)
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